【アリエ県@フランス】金曜朝のマルシェで、とびきりの食材を仕入れる
愛犬シラノの朝の散歩でアリエ広場へ。
今日のランチの材料はマルシェで仕入れよう。
日曜の方がスタンドも多くにぎやか。
金曜は人が少ない分、買い物がしやすい。
まずはお肉屋さんへ。
今日のお薦めは鶏肉らしい。でも鶏肉は今日はいいや。
チーズやヨーグルト、卵も売っている。
スーパーに比べると高いので、ヨーグルトを2つ。卵も6個だけ。
下の写真手前のブーダンブランというソーセージを購入。
次は魚屋へ。
ここで、思わぬ出会いがあった。思わぬ散財も。
シュークルート用の魚を買おうとしたが、適当な魚がなかったので、せっかくだから季節の魚をムニエルにすることにした。
小骨がない魚ということで、いくつかお薦めの中から、普段は買わないSaint Pierre(サン・ピエール)という魚を選ぶ。日本だとマトウダイと言うらしい。
1kg29€。他の魚と変わらない。2人分のフィレを頼んだので、400g前後として15€以内に収まるかなと見積もった。
が、甘かった。
1kg29€は、頭や骨や皮込みの値段だったのだ。
しかもずっしりとした魚で、丸ごとで1.5kgもあった。
気楽な家ランチに45€(6300円)!。
今日はとびきり美味しいランチになるに違いない。
思わぬ散財に驚愕しつつ、スーパーではあり得ない展開を楽しむことにする。
帰って重さをはかるとフィレ2切れで650gもあった。
2回に分けて食べることにしよう。
フィレを切り分けた残りも丸ごと持って帰ったので、いつかブイヤベースにしようと冷凍庫に入れた。
そう考えると、それほど高い買い物ではないかもしれない。
ランチはマトウダイのムニエル。
キャロット・ラぺのバルザミック・ビネガーとオリーブオイル和えサラダに、ジャガイモとチーズのグラタン風ソテーを添えて。
塩コショウして小麦粉をまぶし、バターで焼いただけのマトウダイ。
それは、それは、それは、感動ものの美味しさでした。
冒険してよかった!
こういう出会いって最高だ。
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