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VACILANDO

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2022年4月に始まった海外在住noteクリエイターの共同マガジンです。 海外の生活や仕事に興味がある方、今世界のあちこちで何が起こっているか気になる方、海外に出て見たい方にお…
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#子供

タンザニアでホームパーティを開いてみたら…

マンボ! タンザニア在住ライターのほりとも(@tmk_255)です。 おうちでホームパーティをするのって、とても楽しいですよね。料理が苦手な私ですが、「おうちで友達とワイワイ」することは大好き。先日は、タンザニア人の仲良くしているお友達家族をご招待して、自宅でディナーパーティーをしました。 そうしたら、日本ではなかなかない印象的なパーティとなりました。タンザニアらしいな…と心がざわついたり、その後はほっこりしたり、そして最後は笑顔でしめくくったタンザニアでのパーティ体験

タンザニアのお手伝いさんに教えてもらった人生の教訓3つ

マンボ! タンザニア在住ライターのほりとも(@tmk_255)です。 タンザニアにきて、人生で今までやったことのない「お手伝いさんを雇う」という体験をしています。うちでお手伝いさんをしてくれるのはステラという40代前半の女性。 タンザニアのお手伝いさん文化で気づいたこと、はこちら。 家のことではもちろん頼りになるステラからは、他にも学ぶことがたくさん。今日の記事は、日本にいたら気づかなかったかもしれない、お手伝いさんから教えてもらった3つのことについて。 自由に表現

海外で子供の栄養に頭を悩ます。

私は少し凹んでいる。なぜなら、自分の子供は栄養不足かもしれないと言う懸念が出てきたからだ。上の子はしょっちゅう足が痛い、足が痛いと泣くことがある。成長痛だから仕方がないよと言っていたのだが、YouTubeが勝手に出してくるお勧め動画を見ていたら、成長痛は栄養が足りてないから起こるんだと言う情報が入ってきた。 私はそれなりに子供の栄養に気をつけていたつもりだったのでちょっとショックだった。上の子はフロアボールというインドアのアイスホッケーのようなスポーツをしており、かけて走り

雨がふったら子供が帰れなくなった事件

マンボ! タンザニア在住ライターのほりとも(@tmk_255)です。 タンザニアの4月は雨期で、毎日のように雨が降ります。 日本人の感覚だと「ただの雨」なのだけれど、インフラが整っていないタンザニアでは、ただの雨が、市民の生活に大きな影響を与えるんです。 だから雨が降ると、公共バスが止まり、タクシーの料金も倍になり、家が水浸しになってしまう家もあります。ちょっとの雨でも油断できず、町は大混乱。 そして、この雨で子供が家に帰ってこないという事態が起きました。 日本で

ドイツのトロピカル・アイランズに行ってきた。

私の目の錯覚だろうか。 ドイツのこんな片田舎の駅に「トロピカル・アイランズ駅」と書いてある。トロピカルな島の駅?? こんなキラキラネームをドイツ人がつけるなんて信じがたい。 電車の窓から見て以来気になっていたそのトロピカル・アイランズとは、巨大なドーム型のテーマパークでした。中は遊泳施設になっています。巨大プールに巨大滑り台がいくつもあり、サウナがあり、緑の中にフラミンゴもいます。宿泊もできて、泊まった人は夜のプールで泳げるんだとか。 元は飛行船を作るために建てられた、世

タンザニアで子供たちの成長を感じる時

マンボ! タンザニア在住ライターのほりとも(@tmk_255)です。 私の子供たちは4歳と7歳。タンザニアにやってきたのは2年前。外国での生活にちゃんとなじめるかな?と心配していた私ですが、大人の私よりもすぐに新しい環境に適応していたな、というのが正直な感想です。 最近、子供たちの成長を感じることがあったので、日々のささいな一コマ、子供たちが大きくなった時にもまた思い出したいワンシーンを3つまとめてみました。 タンザニアに住んでいなくても、きっとあなたにも最近、または

ハワイに住んで幸せだなあと思うこと・3つ:③子どもたちに混じってフラを習う

海外在住クリエイターの共同マガジン VACILANDO のリレー企画のバトンが、フランス在住のアリアリさんから回ってきた。お題は「ハワイに住んで幸せだなあと思うこと・3つ」。 お題をいただいた時はサッと書けると思ったが、書き始めたら一つの記事に収まらなくて、結局3つの記事を書くことになった。本当のリレーだったらフライングで失格になるところだ。これが最後の記事となるのでやっとバトンも渡せそうで書く方もホッとしているが、Vacilandoの仲間たちが一番ホッとしているだろう。

ドイツ庶民の軽めのランチと、学校の給食。

ジョージアに住むゆうこさんからランチについて教えて欲しいと言うリクエストがあったので、記憶をひねり出すことにしました。 あれはまだ私がベルリンで大学生生活を始めた時でした。はじめての授業にドキドキしながら他の学生の間に座り、先生を待っていたんだったと思います。おもむろに隣の女の子がランチボックスを開けました。 中から取り出されたのは、にんじん丸々1本でした。 何をするのかしらと思ったら、彼女はそのニンジンをパッキンと勢い良く食べ始めたのです! 生のにんじんをまるまる1本持

ひかえめなタンザニアの人がどうして「お金貸して」を繰り返すのか

マンボ! タンザニア在住ライターのほりともです(@tmk_255)です。 タンザニアでの生活では、文化の違いからとまどうことも多いのですが、その中でも一番びっくりするのが「お金貸して~」の頻度です。よく言われます。 その一方で、タンザニアの人は、日本人に似ているところがあって、自己主張をそれほどしないし、遠慮するタイプの人が多いイメージです。 どうして、そんな控え目な優しいタンザニア人が、いつも「お金かして」って言ってくるんだろう… 日本でも「お金」にまつわる悩みは

ドイツの12月

はっと気づいたら、次の週はもうクリスマスでした。 ドイツの保育士の免許を取るための最終試験が、クリスマスの前の週で、それまでずっと子供たちには、 「もみの木買って」 「試験が終わったらね」 「クリスマスの飾り買って」 「試験が終わったらね」 とイライラしながら答えていました。 で、気づいたら申し訳なさいっぱい。残りの1週間でどうにかしようと、ネットで検索しました。去年も行った昔ながらのクリスマスマーケットがもうすぐ終わるじゃないですか。 でも金曜なら行ける! と

ドイツから子供の誕生日の忘備録。こんなのどうでしょう。

やっぱり書いておきたい!と思い、もう終わった9歳の子供の誕生会について書きますよ! 人間うんうん唸っていると、アイデアが出てくるもんですね。 参加する子供はみんなで9人。息子は宝探しをすることにしました。お金をかけたくなかったら、頭を使うのだ自分。 興味深かったのは、普段付き合いがあまりない自分の子供の友達のキャラが分かるところ。 課題1。アパートの表札のアフファベットを並べよ! 子供達に数が並んでいる紙を渡します。それは実はアパートの部屋番号。そしてもう一つの数は、表札

ドイツの10月

ドイツではハロウィンの決まり文句を、英語の"Trick or Treat" を訳して "Süßes oder Saures" と言います。 Süßesは甘いもので、Sauresは酸っぱいもの、という意味なので、直訳ではないですが、同じような意味合いです。 ノックされた扉を開けると、 「ズーセス オア ザオレス。。」 と子供たちが小声でオドイドしながら囁きます。 知らない人の家をピンポンするのも勇気がいるものです。その後ろには大抵、ニコニコと笑顔の保護者が立っていますが

ドイツの保育園のお昼ご飯がやばいんですが。・・・ミルクライス・・・

今日は私の働いている保育園で出ている昼ごはんを紹介したいと思います。皆様は、ご飯を砂糖と牛乳で炊いたことがあるでしょうか。そもそも、ご飯を甘くして、食べたことがあるでしょうか。 ドイツでは、ミルクライスと言う料理があります。私が保育園で働きだして、 しばらく経った頃、昼ご飯に、白いお粥のような状態のご飯がどーんと出てきました。それには、アップルムース(リンゴのドロっとしたジャム)と、バニラシュガーがついていました。ちなみに、ご飯は砂糖と牛乳で煮てあるので、すでにもう甘いので

『日本人にはびっくり』タンザニア無人島

タンザニアには、手つかずの自然があちこちにあります。手つかずだからこその特別感、良さを感じるのですが、一方で、あまりにも未開拓すぎてびっくりすることがあります。 これも「タンザニアらしい体験」として最近は楽しめるようになりましたが、初めて体験した時にはそうとう驚きました。 もしかしたら、こういう考え方には、商業化に慣れた日本が学べる姿勢があるかもしれない。そう思い、今回は『日本人にはびっくり』のタンザニアの無人島についてご紹介。 今回訪れたのは、ダルエスサラームの家から