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【日本ドラマ】2023年冬ドラマ短信5

2023年冬ドラマ、初回の短信5本目です。

1本目はこちら→2023年冬ドラマ短信1
2本目はこちら→2023年冬ドラマ短信2
3本目はこちら→2023年冬ドラマ短信3
4本目はこちら→2023年冬ドラマ短信4

今回は以下の4作について。

『親友は悪女』

同名マンガのドラマ化。
真面目で奥手な堀江真奈(清水くるみ)が、たぶん悪女な昔の親友の高遠妃乃(山谷花純)に、平穏な日々をかき乱される話なのかな。
二人の高校の同級生で、現在真奈の働く会社の派遣スタッフ本田愛(石川瑠華)は、妃乃を悪女と思っている(見抜いている)らしく、真奈に助言するけれど、真奈は馬耳東風。

周りが妃乃の策略に全然乗ってこないパターン(=コメディ)か、真奈が何されても最後まで馬耳東風(=一種のホラー)でないとすると、イライラするだけだから見なくてもいいかな…

『三千円の使い方』

冒頭の御厨美帆(葵わかな)の買い物、3,000円では済まないんじゃないかなと、チラッと思いましたが、さすがにその辺はちゃんと計算してるか…
美帆の一人暮らしの部屋も、あの感じで都心だと98,000円では借りられないかも。ま、それはどうでもいいか。結局美帆は実家に戻ってるしね。

これは原作は小説みたいですね。節約話の小説って珍しい。
節約や貯金に興味がある人には、色々とお役立ち情報が入っているドラマなんでしょうね。公式サイトにはホーム“マネー”ドラマ、とあるので、家族のお話でもあるようです。

『リバーサルオーケストラ』

埼玉の地元ポンコツオーケストラを立て直すため、ドイツから変人マエストロ・常盤朝陽(田中圭)がやってきて… という「潰れそうなチームを立て直す」話の系譜。そこに、長いこと表舞台から消えていて、現在市役所に勤める天才バイオリニスト谷岡初音(門脇麦)を引き込む。

潰れそうなチームの立て直し話、好きな人多いんでしょうね。かなり繰り返されている物語の型です。海外作品にももちろんあるけれど、特に日本のドラマに多い気がします。

素人の私からは、門脇麦さんのバイオリンを弾く姿がとても自然に見えました。彼女が演じる初音がオーケストラにどんな影響を与えて行くのか、そのエピソードを見たいかどうか、というところですね。
きっと反発するやつとか、脱落しそうになるやつとか、内部で揉め事起こすやつとかが入れ替わり立ち替わり現れるんだろうなあ、とか、オケメンバーのキャラも含め想像がついてしまうような気もして… 様子見かな。

『100万回言えばよかった』

相馬悠依(井上真央)と鳥野直木(佐藤健)の主人公カップル、いきなり直木が姿を消し、刑事の魚住譲(松山ケンイチ)にだけ見える形で戻ってくる。譲は代々、霊が見える家系。

「亡くなった人の霊が心残りで“あの世”へ行けず、生きた別の人に入ってひと時をこの世で過ごし、心残りを解決して“あの世”へ行く」というつくりは、ちょうど一年前に放送された『妻、小学生になる』とか、『あのときキスしておけば』(2021) とかがありました(『あのキス』が2年近く前の作品だということにびっくりしている)。年に1本作られるのかしら。
本作はそれに殺人事件も絡んでくる様子。この部分はなんか気になる。

『100万回言えばよかった』のは、「好き」とか「愛してる」とか「大切だ」とかいうことでしょうかね。相手を思う気持ちや大切なことは伝えておこうね、突然伝えられなくなる日がくるかもしれないから、というのを見せてくれるドラマなんだと思います。

* * *

もともと視聴予定に入れていない作品ばかりでした。
『100万回言えばよかった』は、次回も見てみます。

それではみなさま、よいご視聴を。


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