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【韓国ドラマ】『あなたに似た人』

『マイネーム: 偽りと復讐』(2021)の感想もまだですが、続けてNetflixで見始めた『あなたに似た人』。愛憎と復讐がらみのミステリーで、なかなかおもしろそうです。(第6話まで見て本記事を書いてます)

『あなたに似た人』というとロアルド・ダールの短編集を思い出しますが、それとは関係なさそうですね。

テリム学校法人の代表取締役アン・ヒョンソン(チェ・ウォニョン)の妻となって富と名声を手にし、誰もが羨むような生活を送る画家チョン・ヒジュ(コ・ヒョンジョン)。だが、かつての自分を想起させるひとりの女性ク・へウォン(シン・ヒョンビン)の存在が、その順風満帆の人生に暗いかげを落とし始める、、、

割と早い段階で、過去の因縁的な出来事を、回想や悪夢のシーンとして出してしまいますが、少しずつ視聴者が想像する余地が残されていたり、新たに謎な部分が付け加えたりされるので、興が削がれることはありません。

ク・へウォン役のシン・ヒョンビンさんは初見ですが、とろんとした表情で怖いことしてくる(と言っても現段階では、大したことはしてない)、その顔がいいなあと思って見てます。『賢い医師生活』(シーズン2も)に出演しているそうですね。このドラマはだいぶ評判が良くて、見なきゃなと思いつつ後回しになっています(基本的に病院ものがあんまり好みじゃなくて)。

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なぜか気になる(私が)チェ・ウォニョンさんが出演しているというのも嬉しい。大抵「いい人」役ですが、本作ではどうでしょうかね。人はいいけど、なんかやらかしてそうな描写がすでにじわじわ出てます。

あとはおなじみの俳優さんたちも多いですね(というかほとんどがそう?)。
特にあげるなら、ヒョンソンの母=ヒジュの姑役は、『結婚作詞 離婚作曲』でも癖のある(ワケもある)母&姑を演じたキム・ボヨンさん。本作では女帝キャラでハマってます。
ヒジュの友達ドンミは『mine』で財閥家の使用人(執事? メイド頭?)を演じたパク・ソンヨンさん。
ヒジュの弟チョン・ソヌのシン・ドンウクさんは、『Voice』でしれっとしたヤバいヤツを演じてました。
ヒョンソンの姉アン・ミンソを演じるチャン・へジンさんとその夫のホン・ソジュンさんは、なんか色々な作品に出演されていますね。
そして、バーの店主ユン・サンホのキム・サンホさんは、『マイネーム: 偽りと復讐』で、麻薬捜査隊のチーム長チャ・ギホを演じてます。

ヒジュを演じるコ・ヒョンジョンさんはなんと10年のブランクの後、本作で復帰されたのだとか。代表作『砂時計』は未見ですが、かなりいい作品らしいですね。機会があったら見てみたい。

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さて、そのヒジュですが、第6回現在、え? なんであなたがそんなにキレるの? 昔酷いことしたんじゃないの? そんな上から言う? って思うような態度なんですよねえ。怯えてることの裏返しなんでしょうか。それとも他にわけがあるのか…

何れにしてもまだ第6話(現時点で第7話まで配信済み)、本作は全16話らしいので、まだまだこれからというところです。引き続き見て行きます。

(しかし韓国ドラマってほんとコップの水の掛け合いと記憶障害が好きだなあ… 記憶障害ってそんなにしょっちゅうあることなんだろうか… )

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