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【韓国ドラマ】『グリーン・マザーズ・クラブ』ママ友世界のあれやこれや? だけじゃないみたい。

ここのところ映画の方に関心が傾いているので、配信でも映画の方を観ていて、ドラマがおろそかになっていました。ドラマをいくつも抱えちゃうと、映画を観る時間がなくなってしまうんですよね。まあ、いくつも抱えなきゃいいわけですが。

目当ての日本の連続ドラマがまだ始まらないので、配信ドラマをみるチャンスではある現在。本日Netflixで本作が目に留まったので、試しに見てみました。と言いつつ、配信中の第2話まで見たので、すでに結構な時間を費やしてます笑

敵は遠ざけずにうまく利用し、味方は常に自分のそばに。競争の激しい小学校に子供を通わせる5人の母親を待ち受けるのは、嫉妬と秘密が渦巻く波乱の毎日。
Netflix

Netflixもこう言ってるし、正直、また教育ママたちの凌ぎ合いか、それなら『SKYキャッスル 上流階級の妻たち』(2018)を見たからいいや、とも思ったのですが、つまらなければやめればいいし、とやっぱり見てしまう。

フランスに留学経験があり、美学の博士号を持つ主人公イ・ウンピョを演じるイ・ヨウォンさんは、『不夜城』(2016)でクールな実業家を演じていました。本作でもクール系っぽいですね。

ママ友ものと思って見始めたら、最初は大学でウンピョが講義をしているシーンで、しかもちょっとわけありそうな女性が登場し、これは少し違う感じかな、と、ついつい第2話まで見てしまいました。
『SKYキャッスル』に『あなたに似た人』(2021)を足したみたいな感じ…? ウンピョは美学専攻だけど、絵を描いてもいたようなので、環境設定もちょっと似てます。また、『あなたに似た人』ではアイルランド、本作ではフランスと、異国情緒を出してくるところなんかも共通しています。

しかし、わけありそうな女性ソ・ジンハ(キム・ギュリ)とウンピョの関係は、『あなたに似た人』の主人公の画家チョン・ヒジュ(コ・ヒョンジョン)と彼女に絡んでくるク・へウォン(シン・ヒョンビン)との関係とは逆のようです。つまり、ウンピョの方が恋人をジンハに取られたらしい。魔性系なんでしょうか。

ジンハはかつてウンピョの恋人ルイ(ROY)を奪い、結婚して男の子アンリをもうけている、という状況です。しかしこの「奪い」というのも適切かどうか。男がただ心変わりしただけ、のようでもあります。実際、ルイが一目惚れしたっぽいシーンが出てきます。
それでも「親友」というくらいの友達ならば、そんな男を相手にしないだろう、という考え方もありますね。

でまあ、この3人はフランス語を話すのですが、ウンピョの元カレでジンハの夫ルイはフランス育ちなのか、韓国語よりフランス語の方が得意、という設定のようです。この設定に意味があるのかどうかはまだわかりません。演じるROYさんは韓国系フランス人だそうです。

ジンハ、ルイ、アンリが暮らす教育特区に、ウンピョの一家が引っ越してきたことからたぶんいろんなことが起こっていくわけですね。

冒頭の大学の講義で、才能あるモーツァルトに嫉妬したアントニオ・サリエリの逸話が出てきます。それは全てを持ち合わせたジンハと、ジンハに劣等感を持つウンピョの関係を示唆しているようですが、では、これから話はどう転がっていくのでしょうか。

ちょっとまだおもしろいかどうか計りかねています。この先の転がり方によっては見るのめんどくさい気もする笑。第3話を見て、その先も見続けるか決める感じになるかなあ。

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