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【日本ドラマ】2023年冬ドラマ出揃って、今何見てる?

2023年冬ドラマ、ほぼ出揃いましたね。
これまではほとんどのドラマを大体3話くらいまでは見ていたのですが、今期はできるだけはやく絞り込みたいと思っています。

現時点で、積極的に継続視聴決定したものと、とりあえず様子見でみているもの、見ることに決めている不倫ジャンルに属するものをまとめてみます。

継続視聴決定作品

現時点で見ていこうと決めたのは以下の8作品です。

『ブラッシュアップライフ』

期待通りにおもしろくて、第1話を見た時点で継続視聴決定しました。
もともとバカリズムさんの脚本は、細部やセリフがおもしろいです。それに加えて本作は、生まれ変わりだけどもう一度自分の人生を生きることになる一種のタイムリープなので、すごく練られていますよね。
少しづつ変わる麻美の人生や、その変化が周りに影響を及ぼす様がおもしろいし、とにかく麻美たち三人の雑談が最高です。

『大奥』

NHKの公式サイトを読み違えて、3回で終わるドラマなの? などと思っていましたが、普通に連続ドラマでした。
そもそもは「原作マンガの記憶が薄くなっている&最後まで読んでいない」ので、ドラマで補完したいという気持ちで見はじめました。マンガのおもしろさにどこまで迫れるか楽しみです。

『スタンドUPスタート』

短信7で「気軽に見て、軽く元気が出る感じみたい」と書きましたが、いや、それ以上かも、と思っているところです。
第2話はスタートアップのハラスメント社長の話でしたが、最終的に結構胸に沁みてじんわりきてしまいました笑
あの耐えきれなくてわーっとなる場面で音がなくなる演出が、閉塞感とやるせなさの表現としてとてもいいです。たぶん毎回あるのでしょうね。
見てるとなんだかスタートアップしたくなってきます。
ちなみに最近知ったのですが、東京都には起業をバックアップする施設があります。
Tokyo創業ステーション

『インフォーマ』

一方でインフォーマが別に隠密にでもなく動き、他方であからさまな連続殺人が起こっている。それがどういう風に繋がって行くのか、そしてそこに浮き上がってくる問題は何か、という話なのだと思います。そこにゴシップ誌も絡む。先が見えそうで見えない感じ。
桐谷健太さんと関西弁という取り合わせが濃すぎるのだけれど(そもそも大阪出身なので濃すぎるも何もないが)、その強烈な感じがたぶん作品にピッタリ合ってます。

『6秒間の軌跡』

じわじわといい感じが増して行くドラマ。3人でいるけど、1人は1人に見えていない、っていう感じが見ていて自然に理解されるような演出と演技。
第3話では“聞こえていないのに会話が成り立つ”場面もあって、いや実際は聞こえてるんだよね、それを聞こえていない感じにして… ってよく考えるとかなり複雑なことをしているんだなと改めて感心してしまった。
じわじわといい感じが増して行く、それは星太郎(高橋一生)が喪失から立ち直って行く過程でもあるのでしょう。
1話が短いし、「小さな作品」なのかもしれませんが、しっかり作られています。今回花火を作る工程が少し紹介されましたが、それを見て、このドラマ自体が花火を作るように作られているのかもしれない、と思いました。

『罠の戦争』

復讐のステップがちょっとうまく行き過ぎてしまうきらいはあるけれど、日本のドラマは短いのでしょうがないのかもなと思います。
(ちなみにこの戦争シリーズの第1作『銭の戦争』の日本版とオリジナルの韓国版を比較するとその辺の塩梅がなんとなくわかる気がします)
途中ハラハラさせる場面もあるし、復讐エンタテインメントとして十分楽しめる作品です。

『すきすきワンワン』

昨日TVerで見まして、いい感じだなーと思いました。
そもそもは、ちょっと見た目BLっぽい感じかもしれないから見てみよう、くらいのつもりだったのです。でもそうじゃなくて。
主人公・炬太郎(岸優太)が小学生の時の、飼い犬・てんとの関係が、天(浮所飛貴)の話によって浮かび上がってきて、すっかりそれにやられちゃいました。無条件で愛されることの癒し、みたいなね、なんか尊いやつですよ…
短信9にちらっと書きましたが、『6秒間の軌跡』ともちょっと共通するところがある気もしていて、どちらも見て行きたいと思っています。

『わたしってサバサバしてるから』

継続視聴決定というか、すでに見ていまして、そろそろ終わっちゃうのかなこれ?
ドラマというか丸山礼さんのコント集のような作品。毎回誰かしらがマジ笑いしています。丸山さんだけでなく、人材開発室の気の弱い同僚・米沢を演じる本多力さんもさすがのおもしろさで、アドリブ応酬して周りを笑わせていましたね。現在は網浜さんが退職し、ドラマの舞台が別の会社に移ってしまったので、もう本多さんは出演されないのかしら。
原作マンガは途中まで読んだのですが、網浜さんってこんな人だったっけ? ただただ嫌な女だった気が、という感じ。ドラマの網浜さんはマンガと同じエピソードでほぼ同じセリフであっても、なぜかちょっと違う印象です。何しろ最後には私たち視聴者は網浜さんのことが好きになるらしいので、最後まで見て行きます。

様子見作品

現時点で継続視聴は決めかねているけれど、まだ見ることは見る、様子見するのは以下の6作品。
記事が長くなってしまうので、さらっと短く。

『しょうもない僕らの恋愛論』

気になっていた「20年前に筒見(眞島秀和)と安奈がすれ違ってしまった理由」は第2話でわかりましたが、この先何かが起こることが最後に示唆されたため、それが気になって次回も見たくなりました。静かなところがいい。

『リバーサルオーケストラ』

迷いながら見たのですが、第2話のフルーティスト庄司蒼(坂東龍汰)の話にグッときてしまいまして笑。普段こういうことで涙ぐんだりしないのに…

音楽って本当に大変。音楽家尊敬する。ということで本作は様子見。

『星降る夜に』

ただのラブストーリーを見る体力がないんですよ今。今だけというより、もう今は、かな。
しかし本作はただのラブストーリーでもないのかな、っていう気が今のところしているので、ひとまず様子見です。

『リエゾンーこどものこころ診療所ー』

児童精神科領域のドラマはたぶん初めてだと思うので、どのようなことが描かれていくのかが気になって見はじめました。とはいえ、1話完結のよくある医療ドラマになってしまう恐れもなきにしもあらず。なので、今のところ様子見です。

『探偵ロマンス』

大正時代の世界観や意匠が嬉しいし、キャストもいい。継続視聴決定でもいいんだけど、第1話を見た時点では決定に至らず。今後はわからないけど現時点では様子見。

『どうする家康』

時代劇が苦手とは言わないです。『大奥』は見るし。
前回の『鎌倉殿の13人』もそうでしたが、結局のところ男たちの陣地取りの話なんですよね、武将モノって。もちろんそこで繰り広げられる人間ドラマが主題なわけですが、どっちに付くだの誰が裏切っただの、その陰で女子どもが犠牲になってだの、そういうのが男たちの無意味な陣地取りの戦いの上に乗ってる、っていう風に見えてしまって、どうも乗り切れないんです。ま、でも無意味な戦いって別に武将モノだけではないですよね。なぜ乗れないんだろう…
どうする?って迷っているので様子見です。

視聴必須ジャンル:不倫モノ

視聴必須にしている不倫モノ、今期は以下の2作です。

『わたしの夫はーあの娘の恋人ー』

第3話で、早々に香織(山下リオ)も浮気してるんじゃ? と拓也(泉澤祐希)が疑う展開に。こうなるとは想像してなかった。
追えば逃げる、逃げれば追う、って大抵の男に当てはまるんでしょうかね… 結婚してからもそんなゲームみたいなことしないと関係を保てないって、なかなか大変ですよね。その人自身が魅力的かどうかってほとんど関係ないんですもん。
いかんいかん、変なとこ掘り下げそうになってしまった。
拓也は香織との夫婦関係になんとなく危機感を覚えて不倫に終止符を打とうとしますが、香織はどうなって行くのか、というところ。今後不倫の熱量が逆転して行くのでしょうか。

『あなたは私におとされたい』

いやーこれもうキツい。キツいってことはドラマとしてうまく行っているということなのか…
第4話までの時点ではノア(鶴嶋乃愛)が一方的に相澤(村井良大)を落とそうとあの手この手でちょっかい出してくるただの悪い女でしかなくて、ずっとこうだと見てるのキツい。
ノアがこういう女になったのにはたぶん何か訳があるんだろうし、相澤をターゲットにする理由もあるんだろうけど、そろそろその辺に触れて欲しいなあ。現段階では「ひどい部下持ったら終わりじゃん」っていう感じでつらいわ。まあ相澤も対処が下手すぎるけど…
そんなキツいなら見るのやめればいいんだけど笑

* * *

以上、継続視聴決定の8作品、様子見の6作品、不倫モノ2作品、計16作品を今のところ見ているってことか… 全然絞りきれてないじゃん!笑
絞りこむならもう無理やり何作しか見ない、って決めるしかないのかも。

それではみなさま、良いご視聴を。

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