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27歳で癌を患った女性が亡くなる前に書いたお手紙。

わたしは大人になり
選択理論心理学に基づいた
教育システムや人間関係の大切さを学ぶようになり、過去は変えられないけど
未来の自分の行動は変えていける
選択できないものをどうにかするのではなく
選択できることに焦点をあてて
人生を満たして上げる

そしてその学んだことは
全て周りの大切な人に与えるというそんなことを学ぶようになりました。

ちょうど
授業をご一緒した方の奥様が亡くなったことで

時間=命

人の時間を使うということは
人の命を奪うのと一緒。

自分の時間を使うのは
自分の命を削っている事と一緒のこと。

というスピーチを受けたばかりでした。

なので、このお手紙を発見した時に
わたしの中の大切にしたいことが
ふんだんに入っているのでシェアしたいな。

思ったのでこちらに残しておきます。

以下↓

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26歳で自分の死を告知されて受け入れなければならなかった時は、なんだか奇妙な気持ちだったわ。
ほとんどの人がそうであるように
死について考えたこともなかった。
予期せぬことが起こるまでは
時間は普通に過ぎて行き
またやって来るものだと思っていたから。


私はシワや白髪ができた
自分の年老いた姿をいつも想像していたわ。

たくさんの子供たちに囲まれて
愛する人との生活を築き上げていくものだと信じていた。
それが叶えられなかったことは
本当に残念で辛い。

今回、ここで私なりに人生についてのアドバイスをしたいと思うの。
どう受け止めるかは本当にあなた次第。

人生というのは脆く予測不可能だけど、貴重で毎日がギフトだと思う。

私は今27歳。
自分の人生が大好きだし幸せだし
死にたくなんかない。
でも病のせいで
もう人生のコントロールが効かないところまできてしまった。

今、自分の死と直面していて
私なりにみんなに言えることは

『些細でつまらないストレスに悩まされ続けないで』

『自分の人生をどうか充実させた素敵なものにして』

ということ。


この数か月間
私には人生について考えさせられる時間がたくさんあった。

みんな誰でも
いろんな悩みを抱えて生きているわ。

今日、あなたは酷い交通渋滞に巻き込まれたかもしれない。
愛しい子供たちに起こされて睡眠不足かもしれない。
ヘアカットが短すぎたり
ネイルが欠けてしまったかもしれない。

お尻のセルライトやお腹の肉が
たるんでいることが気になっているかもしれない。
でもそんな些細なことは、あなたが死に直面しなければならなくなった時、きっとどうでもよくなるもの。

今まで悩んでいたことは
実に意味のないちっぽけなことに気付くわ。
仕事やエクササイズが大変とかいう人もいるけど、体が自由に動くことって素晴らしいことよ。

だからたとえ理想的な体型でなくても、健康でいられることを感謝してほしいの。



新しい服や宝石などに
お金をつぎ込むのはやめて。
あなたがどんな服を着ていようが
誰もそんなに気にしていないから…。
物を買って心が満たされることはないと思うの。

たくさんの経験をすることが
あなたの財産になるの。

今、私が思うのは、
もっと家族と一緒に誕生日やクリスマスを過ごしたかった、
愛するパートナーや愛犬と一日でも
長く過ごしたかったということ。

でもそれは叶わないから、
みんなにはどうか

一日一日を大切に生きてほしい。

私は病気になってから
お返しができないほど多くの励ましやサポートをいろんな人から貰ったの。

自分を思ってくれる友人と過ごす時間が
どれほど大切かということも知ったわ。

だからあなたも友人との時間を大切にして。

スマホの画面を見続けて過ごすより
心の底から幸せだと思えることを見つけてほしい。
旅が好きなら日帰りでも出かけて
ビーチの砂の感触や、海水の冷たさを楽しんで。

見上げれば青い空があり
周りには緑がみずみずしい木々があるわ。

自然に触れ合える一瞬一瞬を楽しんで。

犬を可愛がっている人は抱きしめてあげて。

私にはもうそうすることができないのが悲しい。

働くために一生があるのではないわ。
働くことは生きるためにする。

とにかくあなたが心から幸せだと感じられるように生きてほしい。
愛する人に『大好きよ』といつも言ってあげて。

他人の充実した人生を羨ましがらず、プレッシャーを感じたりしないで。

平凡でもあなたが幸せならそれでいいじゃない。

それから、
仕事や人間関係で悲しいことがあっても
あなたにはその悲しさを変える力を持っていることをどうか忘れないで。

勇気をもって変化をもたらすの。
あとどれぐらいあなたの人生が残されているのかは誰にもわからない。

だから悲しみ続けて人生を無駄にしないで。


最後に、自分のために何かをするのではなく、
人のためにいいと思えることをやってみて。

人に何かを与えることで、私たちはより幸せを感じることができるのだと思う。

たとえば定期的に献血をすることも
多くの人の命を救う素晴らしいことだと思う。

私は献血をしてくれた人がいたおかげで、1年長く生きることができたの。

愛する家族や友人、愛犬と過ごせたこの1年は、私にとってかけがえのないもので、人生で最も素晴らしい1年だったから。

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