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建設業について考える

● 建設業とは

現地でものづくりを行う仕事。
ビルや道路、トンネルやダムなど、住む場所から電気・ガス・水道まで、生活のインフラを作り、整備することはその主な役割。
日本産業分類によれば、
“建設工事とは、現場において行われる次の工事をいう。
(1) 建築物、土木施設その他土地に継続的に接着する工作物及びそれらに附帯する設備を新設、改造、修繕、解体、除却若しくは移設すること。
(2) 土地、航路、流路などを改良若しくは造成すること。
(3) 機械装置をすえ付け、解体若しくは移設すること。”
とされる。

● ◯◯工事は建設業

建設業は大きく以下の29種類に分類される。
・建築工事・土木工事・大工工事・左官工事・とび/土工工事・石工事・屋根工事・電気工事・管工事・タイル/レンガ/ブロック工事・鋼構造物工事・鉄筋工事・舗装工事・しゅんせつ工事・板金工事・ガラス工事・塗装工事・防水工事・内装仕上工事・機械機器設置工事・熱絶縁工事・電気通信工事・造園工事・さく井工事・建具工事・水道設備工事・消防設備工事・清掃施設工事・解体工事

● ゼネコンとは

総合工事業、総合建設業、その業者をいう。
つまり、上記の29種類の複数をまるっと請け負っちゃうでっかい建設業者のこと。
その中でも、売上高1兆円超の『鹿島建設』『大林組』『清水建設』『大成建設』『竹中工務店』の5社は特にスーパーゼネコンと呼ばれる。

● 建設業関係の資格

建設業関連の資格はものすごく多い。
その目的としては所謂、
・国民の権利と安全や衛生の確保、取引の適正化、資格者のモラル向上等のため、厳格な法的規律に服する資格者が存在し安心できるサービスを国民に提供すること
・災害の防止や作業の円滑な実施等を通じ、労働者や国民一般の生命・財産・安全の確保、生活環境の保全等の社会的利益の実現
・施設や設備等について形成・設置・使用・廃棄等を行う、あるいは事業を営む場合において、災害防止、環境保全、消費者保護、生産・消費の合理化といった様々な政策目的を達成するため
  等が挙げられる。規制(関係法令等)が増えることに伴って各種資格制度(業務独占・必置・名称独占)が設けられてきた。建設業においては、その多くが就業制限に係る業務独占・必置資格であり、取得が必須となる。

● 建設業の関係法令別資格

〇 建設業法
 ≫ 施工管理技士   ≫ 建設業経理士
〇 労働安全衛生法
    
就業規制作業に係る資格       ≫ 衛生管理者
・建築士法
    
≫ 建築士        ≫ 建築設備士
・技術士法
    
≫ 技術士(建設)
・水道法
    
≫ 給水装置工事主任技術者
・浄化槽法
 
   ≫ 浄化槽設備士       ≫ 浄化槽管理士
・電気工事士法
    
≫ 電気工事士
・消防法
    
≫ 消防設備士     ≫ 危険物取扱者
・ガス事業法
    ≫ ガス主任技術者
・その他
    
あと施工アンカー施工士
    ≫ 安全運転管理者

● topics

≫ 建設業許可




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