何のためにブログを書くのか?を突き詰めていたら「繊細さん」にたどり着いた【HSP幸せリスト】
ふと思ったことと、ふと見た動画がリンクしすぎてビックリ。しえるです。
私は何のためにブログを書いているのか?
お風呂の中でふと、なぜ私がブログを書いているのか?と書く目的についての考えがなんとなく思い浮かびました。
結論としては「すべては自分のため」かなぁ?なんて考えていたら、思いがけぬ着地点にたどり着いてしまいました。
自分のためにアウトプットする
これまでの2度の転職の体験は、ほとんどわき目もふらずにがむしゃらに駆け抜けてきた時間でした。
足りないものをどうやって乗り越えるのか、ひたすらインプットしては実践の繰り返しの毎日。
実践以外のアウトプットをしてこない時期が続き、インプットばかりでパンパンに詰まっていたものを今、一気に吐き出し続けています。
この記事で連続投稿144日目だったのですが、いまだにネタ切れしないくらいにはインプットばかりの日々でした。
アフィリエイトも入れていますが、アフィリエイトのために記事を書くのではなく、あくまで「自分の書きたいことの延長でアフィリエイトを使う」という感覚で書いています。
最近のトップブロガー・マナブさんの動画でその考えは否定されていましたが、とりあえず今の私はこう思うのでひとまずスルーです。
自分の経験の価値に気づいた
3つの職場に就いたり、趣味も含めて飲み歩いたりしてきたことで、いろんな人と話しているうちに、自分の好奇心が普通じゃないということに気がつきました。
そして私がこれまで溜めてきた経験や情報には思っていた以上に価値があることにも気づきました。
というのも環境を変える度に、これまでの経験が思いがけないところで役に立ったんです。
浅いけど幅広く経験してきたので、今の私は転職するとしても、経験業界、業種、スキルともにかなりのチェックを入れられます。
こちらでも触れましたが、環境を変えると自分のできることがよく見えるようになるんですね。
そしたらこの経験談は、誰かにシェアする価値があるんじゃないかと思ったんです。
発信し始めたら得るものが多かった
発信することで私の体験が報われる感覚もありました。
そうなると良いことも悪いことも、全部ブログに書くネタになるという感覚になります。
どんな物事にもブログというゴールがあることで、向き合いやすくなったのです。
さらに自分の考えを深掘りできて、新たな気づきを得ることもありました。
書き出すと思考が整理されるという話は本当にそのとおりだと思います。
人に教えることで、自分の物事の理解度がよくわかるというのにも似てるかもしれません。
たまたま見た動画の内容に驚愕
そんなことを考えて「全部自分に繋がってるなぁ~」と思いながらお風呂を出た後、なんとなく見た動画がこちら。
中田敦彦さんのYouTube大学の中の1シリーズです。
動画を見てみてビックリ。
これまでずっと苦しんできた内容も、「繊細さんの幸せリスト」も、私が人生かけてひたすら向き合ってたどり着いて、今まさに実行している内容そのものでした。
これまで「HSP」という言葉はよく見かけてはいたんですけど、あえて見ようとしないできたんです。
なんとなく薄々感じてはいたけど、私やや繊細さんですね。笑
ちなみに「HSP」とは、ハイリーセンシティブパーソン(Highly Sensitive Person)という5人に1人が持つ個性のことなのだそうです。
「繊細さんの幸せリスト」とはどんな内容なのか?
【繊細さんこそ幸せになれる】
1.いいものを「味わう」
・成果主義から一歩外に出る
・「直感はある」前提に立つ
2.「自分のために」表現する
・自分が育つ時期にアウトプットが増える
・「呼応」と「深掘り」
3.「ほどほどに」共感する
・「わかり合う」を手放す
・「人生の同期」と出会う
あっちゃんの動画内ホワイトボードの項目を抜き出してみました。
本は未読ですが、これだけでも十分に心当たりばかりです。
いいものを「味わう」
まずブログのコンセプトが「好きをシェアすることで、人生に彩りを与える情報をお届けしたい」です。
お気に入りの場所やものを見つけるのが大好きだった私。
おいしい、心地がよい、楽しい、面白い、そんなよいと思ったものをたくさん経験してきたので、シェアしたくなったのがきっかけでした。
最初は自分だけのお気に入りという気持ちの方が強かったんです。
でも好きなお店がなくなってしまうという経験を経て、皆で共有した方が皆が幸せになれるんじゃないかと気づいたんです。
大体の物事は慈善事業じゃないですからね。
なので言ってしまえば、これ素晴らしいから皆もぜひ味わおうよ!というお誘いです。笑
成果主義から一歩外に出る
私、実は最初の職場は結構好きだったんです。辞めちゃいましたけど。
仕事と自分のスキルが一致していてやりやすかったし、それ以外にも色々学びがあって、自分で目標立ててはクリアして内面を磨いていくのが楽しかったんです。
クセのある発注者さんなほど、どう攻略してやろうとか考えているような状態でした。
決して高い給料ではなかったし、時間は不規則だし、体育会系な男社会で超自由人ばかりだったけど、残業はほとんどなかったし、お休みは気の向くまま好きに過ごせたので、とても幸せに仕事していたんです。
でもお金にならない趣味は充実しても、自分にはお金を稼ぐ力がないって方に目が行ったんです。
まさに私の行動は何も生み出してないということに完全にコンプレックスを感じていて、仕事を辞めた理由の1つとなっていました。
そんな思いもあって180度方向の違う超一般的な企業に思い切って転職しました。
そしたら想像以上にハードな社会で、自分の時間がなくなり、9割仕事脳の生活となりました。
その仕事でやりたいことがあったから耐えて頑張って目標を果たしたけど、幸福度がかなり削られていることに気づき始めました。
異動してからはその思いがより強くなりました。
いただいているお給料は上がってるけど、異動した先にやりがいを感じないうえ、得意でないことをやることに疑問しか感じなくなりました。
化石のような会社の基幹システムの更新が延期になり、人員の流出も止まらず、残業が増えて疲弊していく姿に未来を感じませんでした。
そんな時に読んでた面白い本があります。働き方の損益分岐点という本です。
損益分岐点っていうのは、簡単に言うと、自分にとって出ていくものと入ってくるものの関係がイーブン以上になるのはどこか?ということ。
会社で言えば、かかるお金(原価)と売価×売る個数の関係ですね。
いくらで何個売ったら黒字になるのかな?って話です。
個人で考えれば、何で判断するかは人それぞれかと思いますが、給料に対して払う自分の労働、手間、時間、スキル、ストレスといった対価が見合っているか?という感じです。
答えはNOだったので転職し、その次の職場もまた辞めました。
幸せと成果はイコールではないと知っていたはずなのに、わざわざ真逆の世界を味わいきって、1周してようやく今戻ってきました。笑
今の私は実体験に基づいた記事を書くことに、楽しさややりがいを感じています。
それでも時にはフォロワーやアクセス数、いいねの数に一喜一憂してしまうこともあります。
メインでないはずのYouTubeの視聴者維持率すら結構へこみます。笑
特にそれに気持ちが左右されて、迷いを見せていたのが8月始めですね。
そんな時は「頑張るのをやめよう」って言い聞かせて、あえてだらだら過ごしています。
今読んでいる本もまだ読み途中ですけど、とても共感できる内容で面白いです。
「直感はある」前提に立つ
直感の話とかもまさに先日書いたばかりですね。
「考えるより感じろ」が今のテーマな私は、直感はあると思っていて本気で鍛えようとしています。笑
例えば、YouTubeとかでも直感力発揮してる姿って本当によく見るんですよね。
元々シルクとモトキは引きが強いと思っていたのですが、これは神がかりすぎててヤバいw
ヒカルはこんな動画が山ほど。今となっては引き際まで完璧です。
りょうのマジックが奇跡すぎます。
芸人さんが売れるまでの話も、そういう話に溢れてますね。
私もこれを身につけたいと思っています。笑
「自分のために」表現する・自分が育つ時期にアウトプットが増える
実は昔、私は作文や自分の感情表現が一切できない人でした。
塾の作文練習では1字も書けずに先生から呆れられていたほどです。
そんな私が、誰に見られてもいいと思えるブログを書きたいと思ってここを始めました。
今までも書いてたことはありましたが、情報のまとめサイトや、誰にも見られる気のない吐きだし口だったので、自分の中では意味合いが全然違います。
特に今日のような記事を書く時は、自分のアウトプット+過去の自分に向けてを意識して書いています。
インプットはいっぱいしてきたのでもうお腹いっぱいという感覚でした。
書くのはとても楽しいし、自分の書く内容が興味深くて仕方ありません。
書けば書くほど、自分の体験が「深掘り」されていくのですから。
そんな感じで、気づけばブログの連続投稿も150日を超えました。
これは最初に書いた挨拶記事です。
最近は長文記事も増えてはいますが、コンセプトも記事の書き方も、基本的に考え方はほとんど変わっていません。「過不足なく」がモットーです。
不必要に長ったらしい情報は読みたくないですからね、自分が。
スポット情報には軽くポイントを押さえてすっとたどり着きたいし、逆に必要なら長くても読みにいってしまいます。
なので王道のブログの書き方をある程度無視して、自分の好きなように書いています。
根本的にはライトに書いて、きっかけとなったら嬉しいなという感覚です。
結局何がいいのか?に集中させたく、少しでも魅力が伝わるように過不足なく、その時できる最大限の力を込めていつも記事づくりに奮闘しています。
だから例えば神社に何が祀られているのか、何にご利益があるとか、普通なら書かれるであろう基本情報を網羅したりしていません。
でもそこにまつわる話が面白いと思えば、盛り込みます。
難しいのが無理なので、感想も大体が「おいしい」「めっちゃおいしい」とか語彙力ない感じです。笑
そもそも文章力がない所から始まっている分、愛を込めて書いているつもりです。
初島のカサゴ料理の記事書いた時とか、短すぎたかなとソワソワしていたのですが、予想に反して思ってた以上に反応をいただけて、好きなように書いて大丈夫なんだと改めて思えました。
「わかり合う」を手放す
「わかり合う」はすでに手放しつつあります。
「私はこう思う」でいいと知ったからです。
つい最近まで自責思考で周りに合わせすぎる人だったので、大事な時ほど自分の意見を言えなくなってしまっていました。
その結果、我慢して爆発ということも何度もありました。
これとかブラック企業で社長の気分に振り回されていた時、懸命に自分を繋ごうとしていたリアルな声ですね。
今は「私はこう思うんだけど」と切り出せばいいことと、強要からは逃げ出していいということを覚えました。
「私はこう思う」と表明したら「あなたはそう思うんだね」と受け取る関係が最も健全だと思います。
そこで「いや違うわ」とか否定してきたり、自分の考えを押しつけてくる人とは距離を置くのが安全と思って実行しています。
「人生の同期」と出会う
これまでぶつかってきた課題を解決していく道のりで、「同じ悩みを本音で話す」ということも何度も繰り返してきました。
ちゃんと必要な時に必要な人と引き合わせてくれるんですよね。
今はそれを知っているから、人と離れることも怖くなくなりました。
そう思えたのも最初の職場から続く、様々な出会いが自分を変えてくれたからだと思っています。
最初の職場は、超個性派揃いだったので毎日が新鮮でした。
イヤなこともたくさんあったけど、入社した時とは比べ物にならないくらい自分を磨くことができたと思っています。
自分に忠実に生きること
自分の意見を持つこと
自分の意志を示すこと
相手の考えを聞くこと
相手の立場になって考えること
視野を広く持つこと
相手が力をつける機会を奪わないこと
人との距離感
誰かと出かける楽しさ
何でも楽しむ余地があるということ
お金の使い方
いろんな考え方を持つ人がいること
今の私の基礎はすべて、その職場で学びました。
学びきったという感覚があったので卒業を決めましたが、必要な時間だったと思っています。
その際、各局面ごとに同じような悩みを持っていて励まし合う仲間や、私の頑張りを認めてくれる人が絶対いました。お手本のような存在や反面教師もまた然り。
それは、その先に立ち寄ってきたどの場所でも同じでした。
繊細さんこそ幸せになれる
このようにビックリするくらい、あっちゃんの動画は心当たりのある内容ばかりでした。
どうやら私は知らず知らずのうちに、幸せに向けての行動をとっていたようです。
今は、居心地のよい人たちとしか連絡をとっていません。
肩書きでいえば、ただの無職の失業手当受給者です。
立場や環境は過去最高に後ろ盾が何もないけど、心はたしかに結構幸せです。
ここまで来て最後に、繊細さんの動画も見てみました。
そこで思ったのは、あっちゃんほどハッキリとは言いきれないけど、色々くぐり抜けてきた結果、繊細さんだった自分も考え方がだいぶ非繊細さん寄りになってきているんだなと思いました。
子どもの頃から長いこと繊細さんを味わいつくしてきたお陰で、ある程度図太くなれてきたところがあるのかもしれません。
で、振り返ってみると余裕がなくなった時に、奥に眠っていた繊細さんが出ていたんだなぁという感じです。
…というお風呂でふんわり考えていたら、思いがけない着地点ができて思わず記事を書いてみたというお話でした。
あっちゃんや私は、長い時間をかけて自力でなんとか乗り越えてきましたが、今繊細さんで悩んでいる人にとってはとても救いとなる本になるのではないでしょうか。
正直、本当の意味でこの幸せリストを実現するためには、自身の思考ブロックをたくさん外す必要があるので時間を要するかもしれませんが、大事な一歩になると思います。
長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
最後までお読みいただきありがとうございます。 書くことと写真を撮ることが大好きで、これからも活動していきたいので、ご支援いただけたら嬉しいです!