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ひろしま山の日実行委員会議に参加して

第20回ひろしま「山の日」県民の集いの第一回実行委員会が開催された。
私は数年出席させてもらっているが、例年通り実行委員の自己紹介、各会場の計画をそれぞれ紹介があった。
当初は、「海の日があるなら山の日を」という山で活動する方の熱い思いでスタートしたこのイベントは、県内の23市町がメイン会場になり山の整備や山の恵みを楽しんだり知らせたりする大規模なものだ。メイン会場になった市町は、翌年からはサテライト会場になり、山の整備を続けていこうという仲間を増やし、整備範囲も拡大する予定で20年間続いているが、ここ数年の悩みとして、このイベントを中止したり見送りする市町が増えてきているようだ。どうやらコロナウィルスの影響だけではない。
会長やアドバイザーからの発言があり、「民間主導で行政も協力してつくりあげてきた。これからも続けたい」と県民ベースでの実行がリクエストされた、と書くと前向きなように聞こえるが、場の雰囲気として、「ここにいない市町の担当者は何をしているんだ!」「もっとがんばって活動をひろげてくれないと・・」と、欠席者の批判を出席者が受けるようなちょっと気まずい時間に思えたのは自分だけだろうか?
フィールドを持つ委員から「ひろしま山の日は何を目指しているのか?」との投げかけもあり、森づくり、山づくりできる団体を育てることや、こちらから(実行委員会側)のメッセージの発信が必要ではないかという前向きな提案もあったが、それを考える場にはなりそうになかった。
新しいメンバーもいれば、立ち上げからのメンバーもおり、情熱や発言力の差を見ると、事務局の場づくりの技術、運営側の意識みたいなものが必要とされているなぁと非常に勉強になった。
長く活動をやる中で、何をどう続けていくかを共有し、集う場や人を大切にしようと思った出来事になったので忘備録として。

今回メイン会場の神石高原町さんはすでに企画も進んでおり、チラシも準備済み。

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