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話下手? いいえ、聴き上手です!

懇親会などのお酒の席で、会話に入るタイミングって難しくないですか?
乾杯の挨拶って突然振られると焦りませんか?

そんな私ですが、ファシリテーターをしています。ファシリテーションでは、参加者のお話をまずは聴くことが重要です。

対話の機会があった方から、私は傾聴力が高いと言われたことがあります。ファシリテーションをしていたから、自然と傾聴力が高くなったと思っていました。しかし、原因は話下手だったからかも?と考えました。そこで、改めて傾聴力について考えました。

◼️傾聴とは?
相手の話を聴くことです。定義はいろいろあると思います。私は、相手に関心を持ち、相手が話しやすくなるように、適宜リアクションや問いかけをしながら聴き、その内容を受け止めることだと思っています。

◼️傾聴力とは?
傾聴する力です。
相手に関心を持つ
リアクション
問いかけとタイミング
どんな内容でも一旦受け止める。

これらを対話の中で実施できる力が傾聴力だと思います。
この中で、相手に関心を持つ、がもっとも重要ではないかと思います。関心を持ち、もっと知りたいと思えば、その事は自然に相手に伝わります。

◼️何が傾聴力を高めるか?
関心を持ち、観察することだと思います。
例えばお酒の席だと、どうやって会話に入ろうか、を考えて、誰が何を話しているかを観察しますよね?(話上手な人は自然とやってるのかも)
もっといいのは、相手の事を好きになること。この人には自分に無い素敵なものを持っている、と思えば相手に関心を持ちます。すると、どんどん良いところが見えてきて、いつの間にか好きになっていると思います。

そうは言っても、やっぱり苦手な人もいるし、話を聴きたく無い相手もいると思います。
そんな時は、無理する必要はないと思います。
まずは、好きな人な話をしっかり聴く。そして相手の良いところにたくさん気づく。

相手の良いところを見つけるのは、トレーニングで鍛えられると思います。良い点をお互いが見つけてリスペクトし合う、そんな関係があれば傾聴力は高まっていくのではないでしょうか?

私が話すことが苦手と言うと、驚かれることがあります。ファシリテーターはキャッチャーです。投げる回数はピッチャーと同じですが、始めに投げるわけではありません。誰かが投げてくれないと投げ返せないんです。
だけどキャッチャーがいないとピッチャーは投げられません。球を受け止める人は必要です。

私と同じく話下手の方、ファシリテーターやりませんか?

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