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自社のブランドブック制作:具体的な手順

前回の記事では、ブランドブックの重要性と、自社のビジョンとコンセプトを語り継ぐことの重要性について説明しました。

前回の記事がまだの方はこちらから

今回の記事では、自社のブランドブック制作について具体的な手順を紹介します。


1. 目的とターゲットを明確にする

ブランドブックを制作する前に、まず以下の点を明確にする必要があります。

  • 目的: ブランドブックを制作する目的は何ですか?ブランド認知度向上?社員の意識統一?採用活動?

  • ターゲット: 誰にブランドブックを読んでもらいたいですか?社員?顧客?取引先?

目的とターゲットによって、内容や構成、デザインなどが大きく変わってきます。

2. ブランドストーリーを整理する

ブランドストーリーとは、ブランドがどのように誕生し、どのように成長してきたのか、そしてどのような未来を目指しているのかをまとめたものです。
ブランドストーリーを整理することで、ブランドの核となる価値観を明確にすることができます。

3. コンテンツを構成する

ブランドブックに掲載するコンテンツは、目的に合わせて自由に構成することができます。

一般的なコンテンツ例としては、以下のようなものがあります。

  • ブランドの理念・ビジョン

  • ブランドストーリー

  • ブランド価値

  • ターゲット像

  • ブランドメッセージ

  • ビジュアルアイデンティティ

  • ブランド体験

  • 社員インタビュー

  • FAQ

4. デザイン・レイアウトを決める

ブランドブックのデザイン・レイアウトは、ブランドイメージを反映したものでなければなりません。
ターゲットや内容に合わせて、読みやすく、かつ魅力的なデザインを目指しましょう。

5. 制作メンバーを決める

ブランドブックの制作には、企画、ライティング、デザイン、編集など、さまざまな専門知識が必要です。
それぞれの役割を分担して制作メンバーを決めることで、効率的に作業を進めることができます。

6. 制作スケジュールを立てる

制作スケジュールを立てることで、制作過程をスムーズに進めることができます。
スケジュールには、各工程の締め切りやレビューのタイミングなどを明確に記載しましょう。

7. 内容をレビューする

ブランドブックの内容は、誤字脱字はもちろん、ブランドイメージに合致しているか、ターゲットにとってわかりやすい内容になっているかをしっかりとレビューする必要があります。

8. 印刷・配布

ブランドブックが完成したら、印刷・配布を行います。
印刷方法は、冊子だけでなく、Webサイトや動画など、さまざまな方法があります。

ブランドブック制作は、時間と労力がかかりますが、自社のビジョンとコンセプトを明確に伝え、ブランド価値を高めるための重要なツールです。

ぜひ、上記のポイントを参考に、自社のブランドブック制作を検討してみてはいかがでしょうか。

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