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心ひとつの置きどころで、行動は変わる

何気なく、日々繰り返しルーティンを行いながら過ごしてしまうと、自分自身にちょっとした手抜きをしてしまうことありませんか?

『靴下の先が破れかけてるけど、まぁいいか』

『シャツをアイロンするの忘れたけど、ジャケット脱がないし、バレないだろう』

こんな日に限って、靴やジャケットを脱がないといけなかったりするんですよね。

身に付けるものは特に目につきやすく、こうした行動の一つ一つが、印象を大きく左右します。

例えば、いつも電話対応などが良い方であったとしても、お会いした時にヨレヨレのジャケットや、くたくたにヘタってすり減った靴だったりすると、『あれ?』と思ってしまう。

初めはちょっとした違和感ですが、その違和感は次に、仕事の中でのちょっとした不具合な対応が起こった時にリンクするものです。このリンクによって、良くないイメージが勝手にどんどん膨らんでしまうと、最終的には、その方の問題だけではなくなり、会社全体にまで影響を及ぼす場合があったりします。

私は、このようなことが起こらないようにするにはどうすれば良いかをお伝えしながら、日々ブランディングのサポートをさせていただいています。

では、行動を一つ一つ指摘して正していくことがベストなのかと言えばそうではありません。

大事なことは、会社に関わる人たち全員が、会社の使命に共感し、同じ価値を共有し、目標に向かえることだと考えます。

大事なことが実現できてくると、その会社に関わる人たちの誰と会っても、同じ印象や価値を感じることが出来るようになります。そうすれば、提供するサービスや企業イメージまで、お客様に一貫した印象を持ってもらうことが可能となり、どんどんブランド価値が高まっていくことは、想像しやすいと思います。

ただし、誰か一人でも会社の方針に共感できていないことがあると、些細かもしれませんが、ズレた行動や態度として現れ、会社の足元を揺るがしかねないことになります。

どこから切り取られても同じ価値を提供できるようにしていくことは常に必要ですし、外見から入らず、まずは、会社の内側の軸を磨いていくことこそ、ブランド作りの根本。

心ひとつの置きどころで、行動は変わります。

ブランディングデザインファーム
シカタ株式会社