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#4:GB StudioでRTAちゃんのゲームを作る(旧:2Dアクション)

前回の記事はこちら。


■あらすじ

GB Studioで「RTA in Japan」のRTAちゃんが登場するゲームを作ろう!

※アクションゲームだけではなくなったので、タイトルを「2Dアクションを作る」から「RTAちゃんのゲームを作る」に変更しました。

■進捗どうですか

全体進捗

とりあえずワールド1、2はほぼほぼ通しプレイできるようになりました。あとはディテールやレベルデザインを調整するだけだと思います。ワールド3はテキストアドベンチャーにする予定ですが間に合うのか?

今週末から定期的にビルドしてテストプレイのためにitch.ioへアップロードしようと思います。ブラウザで遊べるようにする予定です。RTA in Japan会場にはROMを入れたレトロフリークを持参予定なのでオフラインでも遊べると思います。場所があれば。動けば。私が生きていれば。

拡張プラグイン導入

やりたいこととして「選択肢が3つ以上あるメッセージボックスの表示」があったので前回紹介した「GB Studio 3.1 - Plugin Pak」を導入しました。

インストールは該当するゲームのpluginsディレクトリにダウンロードしたものをぶち込むだけなので割愛します。

できるようになることはいろいろありますが、今回使用したのは「Dialogue & Menus」に含まれる「Display Advanced Menu」です。他にもいろいろ含まれているプラグインなので是非チェックしてみてください。

Display Advanced Menu

カスタムメニューを出せます。ダイアログのサイズやテキストの位置を調整できます。タイトル画面の右下にメニューを出したかったので使いました。

クソダサタイトル

パラメータはこんな感じです。Number of optionsは選択肢の数。指定した変数に対して選択肢の上から順番に1,2,3……と数値が入れられるので、選択の結果をif文に組み込みたい場合は変数の値を使用すれば大丈夫です。

X,Yはそれぞれの選択肢の位置を相対座標(ダイアログの左上からX軸方向&Y軸方向にいくつずらすか)で指定できます。絶対座標ではないので気をつける必要があります。

On XXX move toは、該当する選択肢を選んだ状態で上下左右を入力するとどの選択肢に移動するかを示しています。番号はn番目の選択肢にあたります。一番下の選択肢で下を押すと上まで戻る、みたいなこともできます。

メニューを上下左右に移動できるので、FFのコマンドみたいなことができるかもしれませんね。

■不具合調整

  • 2-6の「破壊できる壁壊しても通れない問題」は余計な当たり判定が残っていただけなので解消しました。近道ができます。

恥ずかしい
  • RTAちゃんのジャンプの挙動を一部調整しました。ややふんわりジャンプになったので易しくなった気がします。多分。

■未解消

・アクターが多いと動作が重くなる

プラットフォームステージの動く足場がやはり重いです。動いた後=イベントが終了した後は軽くなるのですが、それまでは常に待機しているからかめちゃくちゃ重い。ステージの見直しが必要なのかもしれません。

→根本解決は厳しいと思うので次回以降削除します。

・プレイヤーのスタート位置を手動でしか操作できない

読んで字の如しのため割愛。対応待ち。

→根本解決は厳しいと思うので次回以降削除します。

・IF文のネスト(入れ子)を減らしたい

読んで字の如しです。特にクイズなどを組み込むとネストの数がえらいこっちゃよいよいセブンなので、いわゆるbreakみたいなことをできないかちゃんと調べます。入力が入るまでスクリプトを止める、みたいなイベントもあるのでおそらくできるはず。

■試したいこと

特になし


年末のRTA in Japanまでには完成させたいので、引き続き頑張ります。

それではまた。

■こぼれ話

クソダサタイトル画面のモチーフは『ポケットボンバーマン』です。オリジナル同様メニューを画面真ん中に寄せたかったけど、あくまでダイアログなので下/横からせり出してくる挙動にせざるを得ませんでした。

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