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ヴェネチアのカーニバル「Carpe Diem(今を生きること)」
カーニバル最終盤を迎えるヴェネチアへ。
しかし、ロマンチックなヴェネチアに来たはずなのに、1日中お笑いやってましたww
まず電車降りたらローマ教皇(の仮装をした人)がいて、ぴっぴが前を歩く彼に「教皇様だ、Francesco!」と叫ぶので、私は騙されて本物と思い込み、周りの人もそう思ったのか必死に写真を撮りはじめ、私も「もはや最近はビルゲイツもファーストクラス乗らないのだから、教皇も普通列車なんだね」と話したくらいで、1時間後になって「ともあれ、あれは本物ではないよ」とカミングアウトされて、えーーーーーとなりww
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その後、リアルト橋を渡りながらなんの話題だったか「私、フェラーリが似合う女になりたいのよね。Bella(美しく)Matura(成熟して)Intelligente(聡明な)人に、、」って言った2秒後にツルッと滑って、危うくコケそうになりw
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かの有名なカフェ・フローランのコーヒー1杯の値段を賭けて喧嘩したりw
(私は5€といい、ぴっぴは10€といってて、行ってみたら7€で私が勝ったはずなのに、テーブルチャージ入れたら10€だと言うw)
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最後、大学時代の国関のあみか先輩(ジョンズホプキンズ大学のボローニャキャンパスに経産省から留学にいらっしゃっているのです!めっちゃ嬉しい💛)がジョインしてくれて、3人で広場でダラダラとベネチア生まれのスピリッツでアペリティーボ。
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つまり、ここからは英語。ぴっぴはさすがイタリア人だから頑張って喋るんだけど、半分意味不明で高速ジェスチャーと合わさって漫才マスコットみたいで笑うしかなくてw
最後、カオスなプラットフォームでボローニャ行きの電車が着いた瞬間、3人で本気でダッシュで席取りして、、
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行きの電車で混雑に絶望してネガティブ坊や(こういうとこ、ほんとうちのパパにそっくりなのです、、ディズニーランド行く朝のパパを思い出す)だったのに、帰りは忘れたかのようにすごい楽しかったと😅。だから言ったじゃん!
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でも確かに楽しかった!
長くなるので省きますが、上級講座SerieAでやったように、カーニバルの歴史と文化を深めていくと、カーニバルの本質は「Carpe diem(今を生きること)」なのではないのかな、と思います。
苦しいこと辛いことも沢山あるけれど、今日だけは楽しもうよ。
そんなカーニバルのメッセージを一人一人が受け取り、自分のものにして発していく。
思い思いに楽しむ人々で、町中がカラフルになる今日のヴェネチアは、そんなエネルギーに溢れていました。
私にとっての今年のヴェネチアカーニバルは、こうした笑いに溢れるとても楽しい一日でした。
これも一つの色。私にとってのCarpe diemです。
Quant’è bella giovinezza,
che si fugge tuttavia!
chi vuol esser lieto, sia:
di doman non c’è certezza.
Lorenzo de' Medici (1490)の詩。
亡くなる2年前に、シニョーラ広場に集まる庶民のカーニバルを見て。
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