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たったひとつの逆作用

 「たったひとつ、これだけを守ってくれればいい」という教えは、ちょっと危険な場合があるかもしれない。

 たとえば、教えられた側の目的が「反抗・叛逆」だったならば。
 そのたったひとつの教えを破るしかなくなるからだ。

 「どうしてこれだけって言っているのに守ってくれないの?」
 ではない。
 守らないということができるのが、それだけなのだ。

 つまるところ、逆効果なんだね。

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