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自分の内側に溺れてる

 なんとなーく、ぼんやりと、まだ、心が息苦しい感じがする。
〈でも、だいぶマシになったように見えるわ〉
 そうかな?
〈そうよ〉

 それにしても、この感覚、何なんだろうねぇ…。


シャル
主人公
〈ロミルダ〉
妖精


〈高くなりすぎたテンションの反動じゃないの?〉

 それもあるけど、それは言うなれば、原因であって。
 この「状態」を表現するものじゃなくて。

 この、何も見えなくなってしまってるような。
 自分の中にぎゅーっと心が収束しているような。
 そして、虚無感が強い。
 この感覚は、何なんだろうね。

〈まさにそういうことなんじゃない?〉
 ん?
〈自分の内側に思考が集中している状態ってこと〉

 あー……。

 「自分のことしか見えていない」とか、「内側に閉じこもっている」とか、そういう状態?
〈その言い方は卑屈過ぎるわ〉
 そう?

〈自分の内側を見つめることが全部悪いとは言えないでしょう?〉
 それはたしかに。
〈ただ、そればっかりだと、ちょっと苦しそうじゃない?〉
 なんか濁っていきそう。
〈あるいは、広すぎて、深すぎて、迷子になってるのかも〉
 宇宙みたい。
〈そうね〉

 じゃあ、この状態の苦しさは、自分の内側に溺れてるから?
 だったら…。

 ……外に目を向ければいい、ということ?
〈そうかもね〉

 外って……なに?
〈んー……〉

 ………。
〈………〉

〈リアル、とか?〉
 やっぱり?
 でもどう目を向ければいいのか…。

〈そうね。たとえば、練習がてら、noteで書いてみるとか。リアルのことを〉
 リアルの話かぁ。うん、ニガテ。
〈どうして?〉
 どうしてって、それは…。

 ……この話は次回にしよう。
 ちょっと長くなりそうだから。
〈わかったわ〉


 今回はここまで。
〈おつかれさま〉
 うん。なんか、つかれた。
〈発信意欲低下中なんだから、仕方ないわ〉

 それに、なんか前後半で分けたみたいになった。
 ひとつの記事で完結させたいって思ってるのに。

〈これはこれでいいと思うわ〉
 なんでぇ?
〈ひとつの記事にひとつのトピック。それも大事でしょ?〉
 ……たしかに。

〈おまけに次回のネタも決まって、次回の予告にもなって。うん、こういう記事があってもいいじゃない。ね?〉
 うーん、まあ、そっかぁ。

 それでは、またあした。
〈ばいばい!!〉

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