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「ものづくり⌒ITブリッジ人材育成プログラム」

ものづくりに必要とされる人材を育成

2019年5月に東海産業競争力協議会(※)が公表した『「Society5.0」の実現に向けた東海地域の産業競争力強化戦略』では、課題解決・価値創造のスキルとITスキルの橋渡しを行うことができる「ITものづくりブリッジ人材」こそが、ものづくり東海に、いま最も必要とされる人材として提言されています。

(※)東海産業競争力協議会:「日本再興戦略」に基づき、地域の産業競争力強化に向けた産学官を始め地域の総力を挙げた取組の推進を目的に2013年11月 設置

その後、2020年5月に中部経済産業局では、「ITものづくりブリッジ人材」の育成・輩出のために、育成カリキュラム(Aタイプ)を策定・公表しました。

中部産業連盟では、このカリキュラムを活用し、さらに当連盟の特徴を活かしつつ効率的に学んで頂くことを念頭に、2021年「ものづくり⌒ITブリッジ人材」育成プログラムを作成して、実施致しました。

ものづくりとITを繋ぐ「ブリッジ人材」とは、現場の問題・課題を見極め、ITツールの活用、デジタル化を目的志向で実行できる人材であると位置づけています。経営の意図、思いを形にして現場に展開でき、同時に現場が使える、役立てるデジタル化の実現をリードする人材です。

自ら実行でき、かつ、具体的に指示できるために、自身のデジタル理解力の向上、他者の巻き込み・働きかけ、理解・実行させるマネジメント力の習得を目指しています。

今回、第3期プログラムとしてリニューアルを致しました。

第3期プログラムの詳細

ロジスティックス/サプライチェーンに関するデジタル化問題のパートを加えました。これにより、これまでもご好評頂いている「生産現場編」、前期より取り入れた「間接業務編」、リスク対応を考慮した「プロジェクト全体統括編」と合わせて4つの視点でものづくりのIT化を力強く推進する人材の育成を目指します。

詳しくは、YouTubeの解説をご覧ください。

これまで営々と培った現場力をデジタルの力で増幅・加速させ、変革に向けた限界突破を力強く牽引する人材の育成プログラムが、ものづくりDXの実現に寄与できれば幸いです。

 ▷申し込みフォーム

(執筆者:生産・業務革新推進部 浦野)


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