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技術力を磨くために必要なこととは? ―Life Is Tech!でインターンをしている米倉慧に聞いてみた。(後編)―

前編では、慧君がLife Is Tech!に入ったきっかけやLife Is Tech!で一番嬉しかった思い出などを聞きました。

後編は、慧君がLife Is Tech!のメンターとして意識していることや今後の抱負などを聞いていきたいように思います。ぜひ最後まで読んで下さい!

👇前編はこちら👇

https://note.com/churchill1457/n/n9f5983182a76

―米倉慧君の自己紹介―

ICU3年の米倉慧です。去年一年間休学して、4月から復学しました。
Life Is Tech!でメンター(インターン生)として中高生(メンバー)に毎週行われているスクールや夏や冬のキャンプでプログラミングを教えたり、他のインターン先で、動画の作成、編集をしたり、Webマーケティングを学んでいます。
趣味はカメラとボルダリングで、プライベートで写真を撮ることもあります。2年間彼女がいないので募集してます。


―Life Is Tech!でのキャンプやスクールを通じて、今までたくさんの中高生にプログラミングを教えてきたと思います。
Life Is Tech!はメンバー(中高生)6人にメンター(大学生)1人が一つの班になって教えていると聞きました。
メンターとして、慧はどのようなことを意識していますか?

Life Is Tech!は学校ではないので、本人がやりたくないことを強制するのではなく、一人一人のやりたいこと、今思っていること、考えていることにフォーカスし、メンターが一緒になってサポートしています。

僕自身は、「今、この子は何に興味をもっていて、どんなことを求めているんだろう」とその子のことを徹底的に知るようにしています。

そのうえで、「この子はこういうことに興味をもっているから、こういう方法でアプリをつくったら楽しんでくれるのではないか」とアプローチの仕方をその子によって変えています。

もちろん達成してほしいゴールはありますが、一人一人のレベルに合わせて、本人が楽しんで開発できる範囲に学習の量を調節したり、逆に少し高いレベルにチャレンジしてもらったり、といった関わり方を意識してますね。

また、作業が行き詰っている時は班でコンビニに行ったり、ボードゲームをしたりしながら、班の雰囲気や状況に合わせて、メンター全体でスピード感を意識して対応することも大切にしています。

一つの班だけで問題を抱えるのではなくて、メンター同士ですぐ相談して解決策を考えたり、知識を共有することもあれば、一つ作品が完成したら自然と他の班に交流しに行くなど、メンバーとメンターの縦の繋がり、メンバー同士の横の繋がりの両方を意識しています。

僕個人としては、どうにかしてその子の懐に入り込み、質の高いコミュニケーションをとりたいので、カメラやプログラミングのことを話すだけでなく、その子の好きなゲームを一緒にしたり、その他共通の話題を喋ったりしています。

「あ、このメンターとはどんな話でしてもいいんだな!」とその子が安心できる存在として自分を認知させることを意識しています。

K-popのようなアイドルの話から、ゲームや漫画、アニメの話、ボルダリングやアウトドアの話など、どんな話が来ても「こいよ、こいよ」くらいの気持ちで関わっていますね。(笑)

―なるほど。スピード感を意識することや、懐に入りこむことなど。参考にしていきたいことばかりです。
そして、話を聞いていて、メンター一人一人のスキル(ITの技術力)が高いからこそ質の高いコミュニケーションがとれるんだろうなと思いました。

メンターの技術力が一番重要だと思います。
技術力が高ければ高いほど、メンバーに与えられるものも多くなりますから。

逆に、どれだけコミュニケーションが上手かったり、ファシリテーション能力が高くても、その人が与えられる知識や技術が少なければ、メンバーの満足感は低くなります。

メンバーが自走できる部分は残して、メンターと一緒になってクオリティの高い作品をつくったという成功体験が、メンバーの満足感をより高めてくれると思っています。

コミュニケーションやファシリテーションはあくまで技術力を伝えるツールなので、根本的な技術力はまだまだ勉強しないとですね。(笑)

また、自分を含め、メンターは常に最終目標を意識してキャンプをつくっています。

キャンプで仲良くなることが目標ではなくて、キャンプに来て、プログラミングやカメラ、映像編集の楽しさを知ってもらったり、メンターが今まで作ったアプリや撮った写真、作った映像などを見せることで、自分自身の新たな可能性に気付いたり、「おれも将来ここまでできるようになるのかな」とメンバーの未来のきっかけづくりになってもらえばいいなという思いでキャンプを行っています。

―技術力を磨くことは、IT問わず、全てのことに当てはまると思います。
でも、技術力はなかなかすぐに磨けるものではないですよね。
技術力を磨くうえで、必要なことって何だと思いますか?


よく「努力は夢中に勝てない」と聞きますが、まじでその通りだなと僕は思っています。

受動的にやることは、結局知識や技術にはならなくて、能動的に自分から学ぶことで、知識や技術としてに身につくように思います。

もともと苦手だった数学も、プログラミングでデータを扱っていくうえで、数学の重要性に気づきました。学び直して腑に落ちることも多いです。

今は、こういうことをやりたいという結果があって数学を学んでいますが、昔は数学をやらないと高校に入れないという、数学ありきの高校受験でした。

それは順番が逆で、「受動的にやらなければならないから勉強をするのではなくて、結果を見据えたうえで必要だからやる」という自分から得にいくものでないと知識や技術になりえないのかなと思います。

―「努力は夢中に勝てない」とても良い言葉ですね!慧を見ていると自分から得にいってるなと感じます!
最後に慧の今後の抱負を教えて下さい。

僕は将来、人を笑わせられる仕事、人を楽しませる仕事をしたいと思っています。今まで自分が学んできたITやカメラのスキルをさらに磨いて、一人でも多くの人を笑顔にできるようなエンターテイナーになりたいと思っています!

―インタビューありがとうございました!


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~編集後記~
米倉慧君のインタビューいかがだったでしょうか。 慧の真面目な一面を伝えられたと思います。でももっと慧の面白い部分を伝えたかったなぁ。
これから、もっと文章力を磨きたいと編集をしていて思いました。 協力してくれた慧ありがとう!
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