初めての「週末」

新たな職場で初めてまとも？に1週間を昔風？に毎日朝から通って夜？まで働いて、そして迎えた週末。
昨日の日記にも書いたが得も言われぬ安堵感に包まれたのか珍しく朝寝坊をしてしまった。
と言っても特に早朝に用事があったわけではないが。

そう言えば新入社員で配属された営業店での「初めての週末」、その後、各々異動先での「初めての週末」
似たような感覚だったかもしれないと思い出す。
嬉しい異動先もあれば嬉しくない異動先も数々経験してきたが、どちらにしても何をするにしても慣れない気疲れ感から束の間、解放される瞬間だったと思う。
初めての異動先は九州でしかも日本の中でも相当な田舎であった佐賀であった。
25歳のエネルギー溢れる若者が正直、住むような場所ではなかった。
初めて大阪から離れることになったので、行く前から大阪に帰りたくて帰りたくて仕方なかった。
佐賀には初めて後輩を持つことになる私より3つ上の関西出身の先輩がいた。
当時から既に小さい支店だったので当時6年目になるその先輩は初めての後輩になる私の扱い方に戸惑っておられる感じがした。
最初の週末、私は自分のマンションでレンタルしてきたビデオで大阪が映るハリウッド映画「ブラックレイン」を見ていた。
そこに私を心配されたのか、その先輩は私の様子を伺いに突然自宅のマンションにやって来た。今の時代では考えられないビヘイビアだ(笑)
特に用事がなさそうだったが上がってもらい普通ならそのビデオを消して話すところだが私も若気の至りというか、そのままビデオを流し続けて2人で黙って最後まで見た。
そしてそのまま先輩は帰って行った。
後から思えば本当に優しい人だった。
その時、私の心境はどうだったんだろう。
ささくれてていたのか？
初めて大阪を離れて暮らす寂しさだったのか？
その時に流行っていたこの曲だ。
寂しかったのは間違いなかった。この曲で何度も泣いたのを覚えている。
そんなことを思い出したりした。

それに比べたら今回の「初めての週末」はそれなりの「慣れ」はあるのだろう。そしてその「初めての週末」としての昨日。
もともとは日本酒を飲む会？みたいな予定があったが直前で延期となった。
なので自宅でゆっくりでもしたら良かったのだが、ここのところ物欲パワーが完全復活してしまったのか、朝から昨日発売23日のコラボものをまたもや並んで買いに行ってしまった。その前後に心斎橋や堀江界隈をウロウロしたが、結構、行列ができてるショップがあった。たまたまなのか、どうかよくわからない。
その後、もともと23日に予定していた高校時代の1年下の後輩との約束を昨日に前倒ししてもらい昼呑み梯子酒@梅田を敢行。
行こうと決めていた店がコロナ禍で臨時休業だったので事前に調べもしない店へ飛び込み2軒。
どちらも安かった。たまたまなのか大阪だからなのか。
特に1軒目はハッピーアワーかもしれないがハイボール50円とかで数杯飲んだりしたのに「えっ」というプライス。

そして3軒目はいつものバーへ。
そこには既にほろ酔い？の男性3人組がいて、私らが入店するなり、良い意味で絡んでくれる(笑)
そんなこんなで週末大阪ライフは先週土曜や日曜、またその前から引き続き、充実しストレスなく楽しく過ごせている。
旧交を温めて、かつ新たに布衣の交わりが将来できる可能性のある人たちに出会う。
毎週末、フラフラと出かけ続けることはないだろうが、機会があるなら活動的であり続けたい。
久しぶりに言うがやはり『風の時代』だから。