厨二病におすすめするお洒落漫画
今回紹介する作品はこちら、BLEACHです。
言わずとも知れ渡っている大人気漫画ですね。
僕を含め、思春期にこの漫画を手に取ったことで厨二病になった方も多いのではないでしょうか。(呪術廻戦の作者さんとか)
そのくらい人を惹きつけ、魅了するものがこの漫画にはあると思います。
そんなBLEACHですが、僕にとってはすべてが最高故にこの短い記事では魅力を伝えきることが出来ず、泣く泣く魅力を絞ってお伝えすることにします。
考えに考え抜いた結果、今回は特に厨二心に響いた「ネーミングセンス」と「1枚絵」を紹介したいと思います。
※以下若干のネタバレを含みます。
圧倒的なネーミングセンス
「火火十万億死大葬陣」
強そう。
いや、確実に強い技だって直感的にわかるネーミングですね。
十億万死大葬陣…
「十万憶」など普通の人間は一生聞かないでしょう。
どうやら仏教の経典にある単位らしく、阿弥陀仏がいるという極楽浄土に至るまでの間に、無数にあるという仏土を指して「十万億土」というらしいです。
今まで焼き殺した死者たちをよみがえらせて戦うという、味方とは思えない能力ですね。
グリムジョー・ジャガージャック
彼の名前です。
なんてゴロの良い名前なんでしょうか。
彼が作中に出てきて名乗りを上げた後、名前を忘れることはほぼないでしょう。
キャラデザも逸品で、まさに「グリムジョー」という感じです。
滅茶苦茶かっこよくて個人的にも大好きなキャラです。
魅力的な1枚絵
「花天狂骨枯松心中」
「卍解」と呼ばれる、所謂必殺技にあたるものです。
心中物語をモチーフとした能力なのですが、元ネタは最も有名な「心中物」である『曾根崎心中』である可能性が高いそうですね。(ほあしさん考察)
心中を能力とするなんて、本当にこのセンスには脱帽です。
そして一枚絵のインパクトが強い。
暗くよどんだ雰囲気と枝垂れかかる女の影が心中物語の暗さを彷彿とさせます。
久保帯人先生は余白と黒の使い方がうまくて、まるで水墨画のような美しさを感じさせます。
十刃(エスパーダ)
お馴染みの敵幹部集合シーン。
しかしこれほど印象的な敵の集合絵もそうないと思います。
この構図はほかの漫画やゲームでもたまに見かける気がしますが、BLEACHが元祖なのでしょうか。
見事なほどにキャラに被りがなく、その佇まいからしっかりと強キャラ感が伝わってくるのがいいですね。
ちなみにこの組織、1から10の序列がついているため、初登場時はどれが1番か考察が飛び交っていました。
殆どのキャラがしっかりと強く、読者の脳に強く刻まれた敵集団です。
以上、このようなネーミングセンスや一枚絵が数多くみられるのはBLEACH特有だと感じています。
そして詠唱・刀・必殺技など、厨二要素満載なのにそれを痛いと感じないスタイリッシュさ、それがこの漫画の真骨頂なのかもしれません。
最後になりますが、
BLEACHはストーリー・台詞など、一般的な漫画の要素においても抜きんでた素晴らしい漫画です。
この漫画に出会い僕の人生は一変してしまいました。
そのくらい影響力のある漫画ですので、ぜひ読んでみてください。
それでは!
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