中国のご当地麺料理あれこれ
こんにちは、ハルです。
中国には、地域によって様々な料理があります。麺料理ひとつ取っても本当に色々です。ということで今回は、旅先や北京での留学中に食べた麺料理を写真と共に紹介します。
【刀削麺(刀削面)】
その名の通り、ナイフで削るので平たい麺になります。中国全土どこでもありますが、これは重慶で食べました。 重慶では「重慶小麺」も有名です。
【担々麺(担担面)】
大学の学食で一番好きだったのが担々麺。いつも微微辣(ほんのちょっとだけ辛い)でオーダーしてました。普通の辛さは無理。
お肉とピーナツが絶妙。この店は麺自体も美味しくて通っていたら、人生初の「いつものやつね」が通じる店になりました。
【蘭州ラーメン(兰州拉面)】
その名の通り、蘭州名物。あっさりスープのシンプルさが良い。
これは蘭州ではないですが、青海省の西寧で食べました。蘭州に比較的近く、イスラム教徒の回族の人がやっている店が多かったです。そのため豚肉や豚骨は使われていません。
【アルスー(饵丝)】
雲南省の大理の麺料理。もちもち麺が特徴で、色んな味がありました。写真は牛肉でこってりスープですが、野菜ベースのものや炒めた麺もありました。
【米線(米线)】
漢字の通り、お米で作った麺。南の方で多く見られます。これは雲南省の昆明で食べました。小サイズが日本の大、大は日本の特大って感じ。お腹いっぱい。
【ヤーシュエフェンスータン(鸭血粉丝汤)】
名前は「鴨の血を固めたもの+春雨+スープ」という意味。前に食べた豚の血は苦手でしたが、これは好き(なぜだ)。塩系のスープが美味しい南京名物です。
【ビーフン(米粉)】
桂林の名物。名前の通りお米の麺です。
これはスープがないタイプ。醤油系のタレにからめて食べます。安くて美味しい。
【熱乾麺(热干面)】
湖北省武漢の名物。タレと混ぜて食べます。北京の炸醤麺に似ている(?)
蔡明玮という有名なお店らしいです。地元の人はパクチーをモリモリ入れていましたが、私は苦手なのでネギと人参をちょっとだけ。
【シャーチャー麺(沙茶面)】
福建省アモイ(厦門)の名物。しかし、「沙茶面」には特に定義がないようで、お店によって全く味も具材も違うようです。なんだそれ。
写真は厦門大学の学食で食べたもの。具を自分で選んで調理してもらうシステムでした。
(通常一般の人は学食は利用できませんが、厦門大学の友達が学生カードを貸してくれました)
【冷麺(冷面)】
北京の学食でよく食べていた冷麺。具は色々ありますが、豚肉がお気に入り。ゴマだれとからめて食べます。中国人は辛いのを追加していました。
これらの麺料理は、だいたい日本円で130円~250円くらい。量も多くてお腹いっぱいになります。
安くて美味しくて種類も豊富な麺料理は、貧乏留学生やバックパッカーの味方です。レストランでは複数の料理を大勢でシェアして食べるのが普通なので、一人のときは麺料理ばかり食べていました。
…思い出したらお腹が減ってきた!
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