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U35世代にいま、届けたいニュースや話題を集めました。広島や中国地方のリアルを発信できたらと。日々の暮らしに役立つ情報も盛り込みます。
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#中国新聞U35

広島の若者が感じる「性」のもやもや【前編】。パートナーへのリアルな思い聞きました

 パートナーとの性的な行為で互いの意思を確認する「性的同意」。性暴力やセクハラのニュースが後を絶たない中、尊重し合える関係を築くために必要なものとして注目されています。とはいえ、性のことはタブー視されがち。どうしてなのでしょう。ジェンダーに関心がある広島の学生4人に、若い世代のリアルな思いを座談会で語ってもらいました。(佐伯春花、栾暁雨) 【女子A】 結構あります。一番覚えているのは、元彼に1回だけ「避妊具を付けずにしたい」って迫られたこと。結構強引に。嫌って言っても聞いて

広島の若者が感じる「性」のもやもや【後編】。性教育の不足も背景

 性のことは大切なのになぜかタブー視されがち。パートナーと互いを尊重し、信頼関係を築くためにはどうしたらいいのでしょうか。広島県内の学生4人に、座談会で引き続き語ってもらいました。(佐伯春花、栾暁雨) 【男子C】 僕は彼女に毎回「性的同意」は取るんだけど、こういう考え方になったのは「性的同意」という概念を知ってから。だからこそ相手と対等になろうとする気持ちがある。この概念を知っていること自体が重要だと思います。 【女子A】 確かに。知っていると、嫌なときは嫌って断っていい

広島でも増える「ライバー」 投げ銭も飛び交っていました

 「ライバー」というネットで動画を生配信する人が、広島の若い世代でも増えています。雑談したり音楽を流したり、ジャンルはさまざま。コロナ禍でライブ配信市場は急成長し、存在感を増しています。視聴者とリアルタイムで交流し、ファンが広がっているようですが、いったい何が魅力なの? 広島のライバーに聞いてみました。(栾暁雨) 「雑談系」ライバー、自己肯定感もアップ~東広島市の「はすくっきー」さん(26)  「友達が自分の部屋に遊びに来てくれているような距離の近さが楽しい」。そう話すの

コロナ禍が始まって働き始めた社会人1、2年生のモヤモヤは?新人記者が聞きました。

 コロナ禍が始まってから働き始めた社会人1、2年生は、これまでとは違う悩みがありそうです。入社した時からマスクが必要で、テレワークもあってコミュニケーションが何かと取りにくい。何だかもやっとする気持ちは、新人記者の私にもあります。広島で働く同世代の1、2年生に思いを聞いてみました。(江頭香暖) 7カ月もテレワーク「モチベーション保てん」広島の大手企業 入社1年目22歳男性  「モチベーションを保てん」とため息をつくのは、広島の大手企業に今春入社した22歳の男性。入ったときか