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「みんなでつくる中国山地」創刊について

「過疎」という言葉が生まれて60年。この間、「過疎」の発祥地・中国山地は大きく人口が減り、経済も縮小するなかで、人々は誇りと自信を失いがちでした。

しかし、時代は変わりました。日本社会全体が人口減少となり、これまでのように経済成長を無限に追い求めるあり方に漠然とした疑問を持つ人は少なくありません。東京オリンピック後の「ポスト2020」を見据えたとき、持続可能な美しい暮らしと文明に先着する可能性が、実は中国山地にあると私たちは考えています。

「過疎」=人口減少の最先端である中国山地にはいま、全国に先んじて田園回帰の風が吹いています。これまで中国山地に息づいてきた営みや暮らしの中にこそ、そして中国山地のここかしこで始まっている果敢なチャレンジと確かな息吹の中にこそ、「ポスト2020」の暮らしと社会の未来をつくり直すための本質的な価値観やイノベーションの種が詰まっているのではないかー。

そこで、同じ問題意識を持つメンバーが「中国山地編集舎」を立ち上げ、中国山地のいまを伝え、社会の未来を考える雑誌「中国山地」を2020年に創刊します。雑誌ではありますが、2120年までの100年間、毎年発刊する一種の「年鑑」という形を目指しています。その準備号となる「狼煙(のろし)号」を2019年12月に発刊し、記念大会を開く予定です。

中国山地を考えることは、日本の未来を考えること。このローカル発の新しいメディアが、中国山地の価値を再定義し、日本社会の未来図を示すことにもつなげたいと考えています。

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