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「共立女子中学」の"国語"を解いてみた1

背景・主旨・総論

2022年の共立女子中学の入試国語を解いたので、その感想考察。

なぜ入試問題を解いているのか、についてはこちらの記事「子供に勉強を教えるなら真っ先にやるべきのこと」を参照。

解いてみた全体の感想

大妻より文章がかなり短め。
問題はふわっとしてる。
これが難易度なのか?
自分的には微妙な問題という印象。
大妻は正答が一意に定まる作問の仕方だった。
設問の文章も良く練られていた印象。

時間は45分の試験で35分くらいかかった。
大問4つで漢字、詩、物語、説明文。

大問1:漢字

「尊ぶ」の読みが出た。
「とうとぶ」も「たっとぶ」も読める気がする。

大問2:詩

4の正解がウなんだけど微妙に感じた。
体言止めは良いが、後半が詩から読み取れなかった。

後半関係なしで「体言止め」で解くなら「使われている技法はなんですか?」でよくないかって思ってしまう。

大問3:物語

設問3が微妙。
「何をするために」という問いかけの文章題。

目的が以下の2段階の答え方がある。
・子供に注意をするため
・注意して荷物を片付けさせるため
どちらかに特定できるような問い方にして欲しい。

大問4:説明文

関係ないが文章そのものが気になった。
事象に因果を感じる疑陽性の別のメリットを読んだことがあるからかもしれない。

以下蛇足。
視覚の疑陽性のメリットは記載されている。
事象の疑陽性はデメリットしか記載されていない。
筆者は疑陽性は悪いとこもあるが総合的には良いというスタンス。
視覚の疑陽性メリット>事象の疑陽性デメリットという主張。
となると、2つの疑陽性が不可分である説明が必要。
似ている以上の説明が出来ていないように見える。

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