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インタビュー:マジックパパは絵本の夢を見るか?

お父さんへのインタビュー2人目

以前記事にした「アルバム委員をやったことがある方いらっしゃいますか?」と聞いてみたことから始まったインタビュー。

和田さんのお話

私が参加しているファザーリングジャパン関西での「FJK的オンライン読書会」では紹介される本の種類が男性目線ということもあって、ビジネス書が多めなんだけれどその中でもいつも同じジャンルをおススメされる方がいる。
それが今回インタビューさせていただいた和田さん。

この方、毎回SFを紹介されるんです。
初めて参加した読書会では『宇宙の孤児』次の会では『三体』と言う風に。
読書会のたびに印象的でした。

そんな和田さんにまずは卒園アルバムのお話から伺った。

卒園アルバムは保護者有志で作成

アンケートを取ったところ「作ろう」ってお話になったそう。
ということは、作成されなかった年もあったのかしら。浅山さんのお話同様、保護者のやる気がアルバムには影響が出るんだなと感じました。

なぜ、作ろうってことになったかというと、同じ保育園にお子さんを通わせている親御さん同士で特に仲の良いグループがあったとのこと。
和田さんのお家では奥さんがお仕事に出られて、和田さんがお家のこととお子さんの面倒を見られていた。
いわゆる「主夫」。今から10年以上前だと珍しい存在だったそう。
お子さんの送り迎えや行事も和田さんだけ男性で参加していたので、ママさんたちと良くお話するようになり、しかも和田さん、「マジックパパ」という肩書を持たれている。

行事ごとにマジックのイベントをされていたそう。

人懐っこい笑顔で話されている様子を見ると「これは子どもたちにも人気だったろうなあ。」と思いました。

保育園を通じての家族ぐるみの交流が本当に楽しかったとおっしゃっていました。仲良しのママさん、パパさんたちと楽しく打合せをしながら卒園アルバムを作り上げていった様子が浮かんできます。

保育園なので、0歳の写真から5歳の写真までを入れたり、私の宝物ページがあったりと構成は保護者で話合って決めたそう。
とはいえ、これはリーダー各のママさんにひっぱってもらってから出来たこと、と一言。
何かを作る時は、まとめ役がいるんですよね・・・わかります💦

その卒園アルバム「探したんだけれど、ちょっとどこにあるか・・・」
😁そんなこともあります。

絵本のお話

そんな和田さんが子どもたちと読んできた絵本は?
読み聞かせをして寝るのが習慣になっていたとのことですが・・・

いないいないばあ
松谷 みよ子 (著)
瀬川 康男 (イラスト)

いないいないばああそび
木村 裕一 (著)

あれ?「いないいないばあ」系の絵本が2つ。
娘さんがお2人いらっしゃるんだけど、長女ちゃんと次女ちゃんで好みが違っていたとのこと。

面白い!

「いないいないばああそび」はもっかい、もっかいと催促されて何十回読んだかわからない。

そして奥さんのお姉さんの関係で「こどものとも」をたくさんいただくことがあったそうで、読み切れないくらいの絵本が家にあったとのこと。
なんて恵まれた環境でしょう!

そして和田さんは最初に書いたようにSF好きな方。
選ばれる絵本もこうなります。

おとうさんはウルトラマン
みやにし たつや (著)

帰ってきたおとうさんはウルトラマン
みやにし たつや (著)
円谷プロダクション (監修)

パパはウルトラセブン
みやにし たつや (著)
円谷プロダクション (監修)

「パパはウルトラセブン」はお父さんと娘の物語。
娘さんたちは自分のことのように感じていたみたい。

さすがSF好きなだけあるなあと聞いていたら

ダース・ヴェイダーとルーク(4才)
ジェフリー・ブラウン (著)
富永 晶子 (翻訳)

おお!こんな絵本まで

なんとか自分の趣味にひきこもうとしていて、娘たちも楽しんでくれてたんだけど「プリキュアに寝返るよね」ですって。

絵本を買うときは最初はパパが選んで、あとから一緒に買いにいったそう。でも買って帰った本を娘さんたちが気にいるとは限らない。

娘さんたちが読みたい絵本と和田さんが読みたい絵本が違う時は
「パパの読みたい絵本を1回読んでもいい?」
と交渉していたそう。

なんていじらしいネゴシエーターでしょう。

その絵本は今どうしていますか?

娘2人で仕分けして8~9割はブックオフかな

なるほど

でもね、小さい時から思い入れのある絵本は残しているんですって。

ボロボロになっても捨てられない。
1冊ごとに「長女がこの絵本が好きで」「次女はこっちの絵本の方が好きで」とお話される様子は聞いていて微笑ましい気持ちになりました。

そんな和田さんのnoteはこちら

マジックパパさん、ありがとうございました!

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