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ぬい撮り(屋外)の天敵

初めての方、はじめまして。わたしを御存じの方、こんにちは。
ぬい撮りAR写真家のCHテイルズです。
今回は何をお伝えするんだっけ・・・あ、天敵ですね。天敵って何ぞやから始めましょう。

ぬいぐるみ屋外撮影お困り事情一覧

わたしのぬい撮りは主に屋外での撮影なので、その際の困りものを挙げていきます。まあ、こんな事象が起きると困るのです。

  • 汚れる

  • 無くす

  • さらわれる

  • 目的地に行けない

  • 目的地から帰れない

  • 力尽きる

こんな所でしょうか。
「さらわれる」というのは、無くすの一ケースなのですが、ちょっと特殊なので、別にしました。
これらのお困り事の原因こそ「天敵」と呼んでいるものです。
ぬい撮りさん達にとって、ぬいぐるみは大切な相棒ですからこれらの事象は極めて悲しい事態です。ましてやハンドメイド作家さんの作品であれば世界で唯一つの存在になりますので、これを失うのはさすがに精神的な痛手が大きすぎます。
これを避けるためには、原因となるもの即ち「天敵」を除去しなければなりません。しかし、なかなかどうして排除できないんですね。それでは、これらの原因事象を述べていきましょう。
それと下側3つは、主にぬい撮りをするあなた自身が困る事情です。

空からの贈り物

雨、雪といった、気象現象で空から降って来るもの全般です。もちろん、それを狙った撮影もあるので、単純に勘弁してほしいというわけでもないですが、普通は勘弁してほしいです。特にゲリラ豪雨なんか最悪ですね。
これらで困るのは、大事なぬいぐるみが濡れるという事もありますが、もう一つ、ぬいぐるみを運ぶカバンの中の別の物も濡れる事でしょう。カメラが濡れるとかは最悪です。ですから、雨や雪での撮影にはタオルは欠かせません。また、他の物をぬらさないように、ビニール袋なども持ち合わせる必要もありますね。行く先々では、突然の雨もあり得ますので、これらの品を常にカバンに入れておくのが有効です。
まあ、降ったらやめるというのが一番、事前に天気予報のチェックも欠かせません。私の場合は1週間くらい前からチェックしています。
ちなみに、夏は天気予報で晴れと出ていても、一時的な雨は結構ありますので、ご注意を。天気予報が当たりやすいのは冬、夏は冬に比べて外れやすい傾向があります。

吹くな

ぬい撮りに向かない天候で強風と言います。雨や雪などの現象よりも、余程こちらの方が悪辣です。もちろん、雨や雪とのコンボ技である暴風雨や吹雪とかは論外です。
強風がなんで問題なのか、それは置き撮りが不可能になる事が最大の理由です。ぬいぐるみは想像以上にバランスが不安定なため、他の物よりも風で簡単に転倒し、どこぞへ落下します。すると良くても汚れますし、最悪は永久にお別れとなります。
さらに、おまけで付いてくるのが鉄道の運転見合わせ。もちろん、大雨や大雪でも運転停止はありますが、それは天気予報を見ていれば簡単に想定できること、強風については意外と見落としがちです。晴天だからと出掛けてみたら、強風が酷くなり電車が止まってしまって、足止めをくらってしまうなんてこともあります。

風が強くて手持ちでも撮影できないから帰ろうと思ったんだが30分足止めだと?

こういう状況に陥るわけです。ちなみに、実際の足止め時間は30分どころか、2時間近くでした・・・勘弁してくれぃ!
ちなみに、風向でも止まる可能性が高い、低いは違いますので、そこのところも頭に入れておくと良いでしょう。

頼む、止まるな、遅れるな

上記の天候由来以外でも電車が止まる事はよくあります。わたしのように公共交通機関を使うものにとっては、いかなる理由であっても運転見合わせは乗り換えができずに致命傷になります。帰路で遭遇すると目も当てられないです。ちなみに、何故、これが致命傷かと言いますと…

一日3本、おまけに運転日不定期

これです。結構、有名な観光地ですら田舎の方になると「冗談でしょ?」と言いたくなるくらいの貧弱な交通事情になっています。
こういう所で乗り遅れでもしたら、平気で2~3時間待ちになるわけです。テレビ東京の番組「水バラ」で太川さんが路線バスの旅にチャレンジしてますが、こういう事情と戦っているわけで、あの方はまじ凄いと思います。
これは、モータリゼーションと過疎化が進んだ結果と言えますけど、理由はどうあれ勘弁してほしいです。
交通機関のストップは、逃がれようがない事態なので、代替交通手段を調べておくぐらいしか事前に出来る対策はありません(調べておきましょう)
最終手段は「待つ」「歩く」「タク」のいずれかなので、そこそこの現金を準備していくのが一番だと思います。

空の収集家

これは、ぬいぐるみ紛失の原因の一例ですが、まさか、こんなアタックがあるとは思わないでしょう。そういう、通常、考えもしない天敵です。
この天敵とは「トンビ」、正式名称トビという猛禽類に属する鳥で、海岸から山の方まで結構どこにでもいます。猛禽類でありながら、もっぱら狩りの対象は、動物の死肉などであり、さらに、人を恐れなくなったために、人から食べ物を奪うために人を襲う事もあるそうです。トンビに油揚げをさらわれるという諺が実際に起きているというわけですね。
彼らから見れば、ぬいぐるみも食べ物らしきものに見える場合があるようで、とりあえず横取りして、食べ物でないとわかると、そこらに捨てていくようです。奪われたら、どこに持っていかれるかわかりません。ほぼ確実に永遠のお別れになる事象です
ちなみに、わたしは、この空の収集家の被害を受けた事はないのですが、連れていかれそうになった事は一度ありますし、実際に被害を受けたというフォロワーさんもおります。ただ、調べてみるとそういう事例はあまり見ないので、それほど多い事例ではないのかもしれませんが、警戒はした方が良いでしょう。
ぬいぐるみではありませんが、小型犬のおもちゃを持っていかれたという事例はそこそこ見つかりましたので、ぬいぐるみの紛失被害が少ないのは、単にぬい撮りをする人が少ないから被害が少なく見えるだけなのかもしれません。
ぬい撮り中に彼らを見かけて、自分の上を旋回するようであれば、一旦ぬいぐるみをしまって、撮影を中止した方が良いと思います。彼らの目には、ぬいぐるみが餌に見えている可能性がありますから。

ちなみにカラスも同じような習性がありますが、こちらは、ぬいぐるみ紛失の被害としては聞きません。トンビより賢そうなカラスには餌の収集以外に遊び道具を集めるといった習性があります。特に光物が好きという有名な話があるので、ぬいぐるみの目が光沢をもったものだと興味を持つかもしれないですね。ところで、よくCDを吊るして鳩よけにしているのを見かけますが、あのきらきら、あれはカラスにとって遊び道具にならないのかな?と不思議に思います。

恵みの自動販売機

特に夏なんですが、水分補給は命にかかわります。脱水状態になるとマジで力尽きます。そんな時、極めてありがたい存在がコンビニエンスストア、そして自動販売機。これらは飲み物が調達できるオアシスです。コンビニなら食べ物も手に入れられます。普段、街中で生活していると、結構どこにでも存在しているので、それほど気に掛けることのない存在、ところが、田舎の地域になると違います。
そもそも、人が少ない場所のため、ないんです。そう、買ってくれる人がいなければ、設置したところで商品は売れません。コンビニはともかく自販機くらいあるでしょう?と思うかもしれませんが、ないんです。
ですから、わたしは
「人がいない地域」≒「飲み物・食べ物が調達できない地域」
と考えるようにしました。ですから、少々田舎の地域にぬい撮りしに行く場合には、山にハイキングに行くくらいの気持ちで準備すると良いでしょう。行先が山の中でなくてもです。人がいなさそうな所を歩くと思ったら、食べ物、飲み物を調達できるところ、例えば、駅などをあらかじめチェックしておきましょう。ちなみに、駅であっても無人駅だと自販機なしの場合がありますから、大き目な駅で乗り換え時間に調達しておくことは大切です。

まとめ

以上、ぬい撮りにおけるお困り事情を書いてきましたが、いかがだったでしょうか?ご存じなかった方もいらっしゃると思いますので、今後の撮影に活かしてもらえれば幸いです。リスクはあれど屋外の撮影は楽しいものですから、ここに挙げた事象に注意して撮影を楽しんでください。

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