見出し画像

シェア書店・シェア図書館にあるおもしろい「本棚」をアピールしたい人や見つけたい人のためのサービスを作っています

少し前から作ってきたShowcase.❤️というサービスのめっちゃアーリーなバージョンができました。これは、シェア書店やシェア図書館の棚主が、自分の棚をアピールして見つけてもらうのが難しいという問題を解決できればと思って作っているものです。

サイトはこちらです。 https://showcase.love/

シェア書店/シェア図書館とそこにある棚の名前などの情報を入力しておけば検索ができるデータベースを作るのは簡単ですが、これだけだと場所や棚そのものの情報しか探せません。本当に必要なのは蔵書の情報です。ただこれは普通に考えれば登録作業が必要で、冊数が多くなるととても面倒です。もちろん真剣に取り組みたい人であればできるとは思いますが、ちょっとした出来心から(失礼)、自分の家にある本を並べて売ってみたい、みたいな人には敷居が高く、気軽に始められるものではありません。

なので、最近流行りのAIを利用して、棚主が自分の本棚の画像を撮影して登録すると、その中身を読み取って検索できるようにする機能を入れてみました。本棚を撮影してインスタにアップすれば見映えはわかりますが、検索をするには自力で内容を書かないといけないのであと一歩足りません。

完全な書誌情報を拾い出すのはさすがに難しいですが、それでも、ことのほかAIは優秀で、OCRのように脈絡のない単語がみつかるのではなくて、ちゃんと本っぽいところの情報をピックアップしてくれます。AIに与えるプロンプトを工夫すると精度が上がるので、こんへんも探求しがいがあります。(エンジニア的には数打って確かめる感じになるのが気持ち的に微妙ではありますが、この辺もAiがやってくれるようにはなりそう。)

これによって、棚を作れば彼は来る(C)フィールド・オブ・ドリームスのような世界ができてくるかもしれません。

今はシェア書店/シェア図書館を棚の置き場所としていますが、例えば、台湾料理の店にある棚に台湾に関する本を置いたら普通に手に取ってもらえそうです。これができると、どこでもシェア書店みたいなこともできそうと妄想は膨らみます。リブライズがスタートしたときは、お店の一角で「図書館ごっこができる」と語っていましたが、今度は、お店の一角で「本屋さんごっこをする」のも楽しそうです。「ごっこ」という言葉をお店に使うのはけしからんという人もいるかも知れませんが、そこはあくまでもスタート地点。今やリブライズでも、蔵書数数万冊、一日の貸出回数が数百を超えるようなところも出てきていて、それはもはや「図書館ごっこ」ではありません。「本屋さんごっこ」もいずれはそういう場所が現れるかも知れません。重要なのは、ステップアップする階段が用意されていることではないでしょうか。

とは言え、まだ棚の情報はもとより、場所の情報もまったくないので、少しずつ情報を集めながら進めています。

まずは、どこかの棚主になっていて、本棚の写真を撮ってアップして公開してもいいよという方や、シェア書店/シェア図書館の関係者で場所の情報を登録してあげてもいいよという方にサービスを使っていただけたらと思うので、ぜひ下記のフォームからご連絡ください。

まだ安定したバージョンではないので、フィードバックをいただきながらアップデートしていけたらと思っています。解析精度の期待値も人によって違いがあるので、ある程度の人ががっかりしないレベルにはしたいです。

しかし、久々に作っていて自身のテンションが上がる感じなので、飽きる前に煽ってくれる人が現れるといいなあと思っています。デザインのコンセプトは「日本のポップカルチャー」ですが、単に楽しげというだけなので、最終的には別のものになるかも知れません。

ということで、バンドメンバー募集のノリで、ぼくと一緒にこちら側でサービス作りをしてくださる方や、応援してくださる方を大募集です。そんな方もぜひ問い合わせフォームから教えてください。(コミュニケーションはDiscordでやっているので、招待URLをお送りします。)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?