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「棚から始まる大冒険」を推していこうと思った日

昨日は、きんじょの本棚の金城さんにShowcase.❤️の説明をした。きんじょの本棚は今ぼくが一番気になっているライブラリー活動で、東京都町田市を中心に、全国に広がっている。

https://kinjonohondana.studio.site/

Showcase.❤️をきんじょの本棚で使っていただけたらおもしろいことがおきるかも知れないと思い、ご本人にコンタクトし、なかば無理矢理参加をお願いした。

ぼくも金城さんも面白がりで話し好きなので、本編のShowcase.❤️説明が始まったのは開始から一時間も経ったあとだったが💦、説明をしていて気づくことがあった。

まず、「スポット(=場所、店舗)」と「本棚」という二つの概念から考えていくことが難しい。考えてみるとその通りで、これはサービス運営者がサービス全体を語るときの言葉でしかない。どういうことかというと、店主は「スポット」がサービスの入り口になるが、棚主は「本棚」が入り口になる。つまり、サービスは一つでも入り口は複数あるのだ。例えば、コストコの説明をするとき、こういう建物が建っていて、南側はお客さんの入り口、北側は搬入の入り口、と説明しているようなものである。社内では必要かも知れないが、利用者にとっては余計なことで、「自分がやる行動がわかる」だけでよい。

Showcase.❤️の場合、スポットよりも本棚の方がまずは重要なので、そちらをうまくフィーチャーした構成にしていこうと思った。

それ以外にも、本棚の全体像を撮った写真は、背表紙がよく見えないので、解析させるには工夫が必要となることや、シェア書店と異なり、本棚がスペースと一体化しているので、そこをどう見せていくか、といった課題にも気づくことができた。

ただ、問題点だけだったわけではなく、本棚の全体像でもAIはがんばって解析をしてくれて、その部分はとても面白がっていただけた。

こちらが解析結果の例である。オススメは中に3パターン持っていて、その時々で違うものが表示される。

この部分がおもしろいとすると、やはりまずは「棚」からサービスに入る部分を整備していった方がよさそうだ。

名付けて「棚から始まる大冒険」。きんじょの本棚だけでなく、日本中のおもしろい棚を見つけ出していけたら楽しくなりそうです。どうぞご期待ください。


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