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クロノスイスのヒストリカルモデルをご紹介 #1

ウォッチラバーの皆様こんにちは!
そして、クロノスイスを長く愛してくださるファンの皆様、お待たせしました!
40周年のアニバーサリーを記念し、クロノスイスのヒストリカルモデルの一部を本社より借り受けましたので、画像と共にご紹介させていただきます。

と、その前に・・・
ブランドのファウンダーでもあるゲルト・R・ラング氏の言葉をぜひ共有させてください。

"My Regulateru wrote a new chapter in the history of watches."
私のレギュレーターは、時計の歴史に新たなページを加えた。

ゲルト・R・ラング


Delphis

「時間」という言葉は、一見したところ単純に思えても、非常に複雑なさまざまな要素が絡み合っていることはわかります。「時間」がどのようなものであれ、それが巡り来ては去って行くという無限のサイクルであることは確かです。
分針を円弧に沿って進むように「永劫回帰」の概念を時計に具現化したのが「レトログラード」 。
これにジャンピングアワーを組み合わせたムーブメントC.124を搭載。名機C.122を進化させたこの新しいムーブメントには、まったく新しい複雑機構が搭載されました。
時間は12時位置の窓からデジタル表示、分表示は、レトログラード機能を備えたセンター針で文字盤の9時から3時まで表示。
6時位置にスモールセコンド60個の部品から成る複雑なモジュールが組み込まれています。

Chronoswiss Klassik Chronograph

Chronoswiss Klassik Chronograph

クロノスイスの代表作とも言われる人気シリーズ。
「クラシック」の名にふさわしい、オーセンティックなデザイン。37mmケースは腕に良く馴染むサイズです。
美しいティアドロップ型のラグやクロノグラフ機能を操作する角型のプッシュボタンなど、典型的な50年代スタイルを表現しています。
ラング氏はデザインを仕上げるにあたり「調和した一つのデザインに到達するために、それこそ数えきれないほどスケッチを繰り返した。」と語ります。
C.741は、名機「Valjoux/バルジュー 7750(ETA7750)」を携え、インダイアルは12時位置に30分の積算計、6時位置に12時間積算計、3時位置にデイトポインター、9時位置に永久秒針が配置されています。
C.741は、「Faszination der 」Mechanik ~機械式時計の魅力を。」と言うクロノスイスのモットーを的確に表現したキャリバーです。
「クラシックは生き続ける。」と、ラング氏の言葉。深いですよね。

Régulateur 24

2008年バーゼルワールドで発表された「レギュレーター24」。
クロノスイス25周年、「レギュレーター」発表20年という2つ記念のアニバーサリーを携えた記念すべきブランドの象徴とも言えるモデルです。
12時位置の時間表示が、従来の12時間ではなく24時間に変わっている点が特徴。
初代「レギュレーター」以来受け継がれる、クラシックなスタイルを継承しつつも、ムーブメントについてはゲルト・R・ラングの時計師としてのこだわりが発揮されています。
搭載されたC.112のベースになっているのは「MARVIN/マーヴィン700」。オールド・ムーブメントと言われるカテゴリーのもので、1952年に製造が始まり、クォーツ革命によって姿を消し、08年発売当時でも入手困難な機械式の名機でもあります。

AUDI Tachoscope Platin

AUDI Tachoscope Platin

クロノスイスブランド設立からわずか30年足らずの間に、ドイツを代表する高級自動車メーカー:アウディとのコラボレーションを実現したモデル。アウディ100周年を記念したモデルです。
アウディのロゴがご覧いただけますでしょうか?
38mmの贅沢なプラチナケースには、クロノグラフ秒針と35時間のパワーリザーブを備えた自動巻きムーブメントを搭載しています。
自動車の圧力計のようなデザインのダイアルは、ヴィンテージのフォントとブルーポア針、中央の分・12時と6時位置の時・秒のサブダイヤルはホワイトで表しています。
C.125 は、オールドムーブメント「 Enicar/エニカ Cal.165」をベースにしています。
シンプルでありながら洗練されたデザインは、腕時計ファンだけではなく、自動車を愛するファンにも支持されました。

Imperia Stahl, D-Lünette, ZB rosé-vergoldet

2007年に発売されたクロノスイスの中でもマニアックな逸品、女性用のインペリアル。ラング氏はこの時計を「自信に満ちた女性へのオマージュ」と語っています。
フレアードケースと12時側に配置されたリューズ、6時位置のデイト表示も大きく撮られているのが特徴です。フレアードケースは、2006 年に少数生産・発売された「ディジトゥール」を彷彿とさせます。

Timemaster Date, Zifferblatt schwarz, Lumi hellblau

2000年にコレクションに加わったタイムマスター デイト。
ブランドのアイコンへと引き継がれていくオニオンクラウン(たまねぎ型のリューズ)を採用し、さらには当時としてはオーバーサイズであった44ミリのケースサイズを採用した、斬新なコレクションでした。
C.751 は名機Valjoux/バルジュー 7750(ETA7750)をベースとしており、クロノグラフと、ポインター式の日付表示を携えています。
インデックスなどの全ての文字は発光素材 (LumiNova C3) で塗装されており、暗闇で青く美しい光を放つのが特徴です。
コインエッジベゼルなど、現在まで引き継がれている「クロノスイスらしい」アイコンを採用しています。

Tora Automatik Stahl

ギリシア語で「今」を表す「Tora」
時刻を示すダイアル2つが並列しており、右側はローカルタイム、左側は1日を24時間に区切り別の地域の時間帯を表示するワールドタイマーウォッチです。「分と秒については世界のほとんどの地域で共通しているため、私はこれらの針をセンターに置き、見やすくすることを優先しました。」とラング氏は語っています。
Cal.123はこだわりの自社製ムーブメント。




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