sampo nikki 4 散歩日記4 -知ってるのに知らないこと-
またもや間が空いてしまった。
継続することはとても難しく
それでも粘り強く
始め続けることが大事だと思っているから
まだ、諦めない。
さて。散歩。
地元の田んぼの間を歩いていると
飛び込んでくるのは山、田、空、そして動物。
私は猫を飼っているからか、
遠くにいる猫によく気づく。
この日は道路を小走りで歩くこの子を見つけ
歩きながら
このことの距離が縮まっていったころ
田んぼの畦道に座り込んでいた。
歩いていて見つける猫って
なんか
テレパシーで話せている気がする。
どこの子ね?
そこ寒くないんね?
気をつけて帰るんよ。
そんなことを思いながら
じっと見つめていたら
向こうも見つめ返してくる。
人間が、自然のなかに入るとき
先輩はあちらで
こちらは邪魔する側。
車から降りれば、
建物から出れば、
一瞬でほんとうはそんな状況なのに
どこまでも自分のものにしたがる人間の
何と勝手なことよ。
と、思いつつ、
自分も人間として生きなければならない。
せめぎ合うまででもないけど
この、人間側と自然側の間で
上手いことやれる生き方をもっとしたいと
思っている。
1人で歩くと
考えていくことはどんどん壮大になる。
でも、
どんだけ大きな世界を描いても
前には一歩ずつしか、進まないからね。
その一歩を、
地面を強く蹴って、
自分の意思で歩んでいくだけだ。
2023.1.18
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