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この家を清潔にいたしましょう・・・

シャニマスの話です。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。私は最近ルンバを買いました。

noteでの私は9割9分シャニマスの話しかしてないんですが、こうなる前はもっぱらアクションゲームばかり嗜む人間でして、なのでAC6を目前に控えた最近は6年ぶりくらいにブラッドボーン(世界でもっとも丁度よく面白いアクションゲーム)をやりこんでいます。そういう訳でDiscordやTwitterではシャニマスアカウントとしての鳴りを潜めた感じがちょっとしていたりもするのですが、別にシャニマスから離れていた訳ではありません。読めるやつは全部読んでるし、なんか流行ってるらしいこと以外何にもしらない推しの子コラボのルビーガシャで石全部すっ飛んだし。

とはいえ、シャニマスのゲーム内の展開としては取り立てて話題にすべきようなものがないなと思っていたのも事実です。7/22・23のライブで告知するにしても次回ライブとかルカイベの告知、あってシャニソンリリース日の発表くらいかなと思ってて、ふたを開ければ初日に色々と予想外の展開があり意表をつかれました。kusomiso先生本当におめでとうございます。

2日目はどうだったかというと皆さん既にご存じの通りでそれはそれは大きな弾が飛んできたわけですが、白状すると普通に視聴していませんでした。いやほら、5th以外って初日の告知でほぼ全部出し切ってたじゃないですか。
人質ガシャもあるし。ルビーガシャで石全部すっ飛んでるしさ。

まぁなんだかんだ前に記事書いた時からはちょこちょこ起きてるし、ちょうどいいので今のうちに簡単に整理しておこうと思います。最初に断っておきますが、今回の記事はクソナードが管巻いてるだけです。


①:シーズLP予告

想像より早い

いきなりですが、これは単体でまとめた方が後で都合が良さそうなので別記事にします。書けたらあとでリンク貼ります。書けたらな。

(2023/8/4追記)書きました。

②:enza版以外の展開の拡充

これでも随分丸くなった方だと自分では思いますが、時代が違えばその辺の宗教の原理主義者をやっていたんだろうなと思ったことは結構あります。たとえば765ASの度重なる「世界線」のリセットへの批判はnoteに公開した記事で何度かやっていますが、その動機のひとつは中核の不在に対する不満です。

シャニマスについてはどうでしょうか?

シナリオが存在するものとしてはしのざきあきら先生による漫画版「アイドルマスターシャイニーカラーズ」などが展開されていましたが、本家本元たる「アイドルマスターシャイニーカラーズ」が支配的な位置を取っているという認識はさすがにエコーチェンバーではないでしょう。商業的な観点からはある程度多様な軸で支持を得ていた方が良いので決して良いことばかりではないのでしょうが、少なくとも原理主義者的な傾向をもつファン心理にはおおむね平穏な状況でした(注1)。

このことは、シャニラジが2022年のリニューアル時に限定コンテンツとして本編の脚本家によるミニラジオドラマを打ち出したことから公式側も意識していると思われます(ほぼ聞いてなくてごめんなさい)。

この支配体制に一石が投じられたのが5th Day2にて発表されたアニメ版「アイドルマスターシャイニーカラーズ」であり、

4/29の新作発表会(に先立つリーク)で発表された「アイドルマスターシャイニーカラーズ song for prism」です。

一石じゃなくて二石でしたね。アニメと新作ゲームですからプレゼンスと潜在的な影響力は大きく、ダブスタに陥らないためには当然これらにも同じ見地から対応する必要があります。

どちらについても現時点では不明な点が多く、また商業的な成功度によっても大きく左右されることから確かなことは言えませんが、いくつかの理由から批判点のひとつである中核の所在については揺らぐことはないでしょう。

アニメ版については、プロデューサー(シャニP)の存在および造形がその根拠になります。やや幼い印象はあるものの作画(モデリング)の都合で説明可能な範囲であり、本編で断片的に描かれる彼の容貌の特徴を強く引き継いでいるように見えます。

また本編における彼の取り扱いについては議論がありますが、議論がある時点で存在感の強さは証明されており、そういう彼をアニメにも登場させるということを本編へのリスペクトと見るか、余計な炎上に対するリスクヘッジと見るか、あるいは将来的な追加組の登場の布石と見るかは自由ですが、少なくとも一定のリファレンスがあることは確かです。

もちろんこれは言わば地盤がどうなっているかという話であって、その上にどんな物語がどう建てられるかという話とは別です。その内容に応じた評価は別でされるべきであり、今はその時ではありません。

シャニソンについても不鮮明ですが、こちらはより明確に本編と矛盾しないような立ち位置なのかなと。本編のカードコミュやイベントシナリオを採用または再編集したものがあるという話なので、補完的な存在なのかもしれません。そうであればスタンスの問題にはならず気が楽なので、とりあえずそう願っておきます。

そうそう、二石どころじゃありませんでした。7月に入ってから、立て続けにコミカライズ版が2作品発表されることになりました。

両者とも現時点では「作画担当」が置かれているのみですが、原作と作画が分かれており原作が「バンダイナムコエンターテインメント」であることはギミー版・しのざきあきら版と共通しています。特に「事務的光空記録」についてはわざわざPVを制作してはづきさんの声まであてる気合の入れっぷりでこれまでとは明らかに違いますし、作画担当の出自もあり注目したくなりますが、漫画の取り扱う範囲としても主義者としてもダメ押しでもうひとつくらい公式の声明が欲しいところ。

③:"CoMETIK"(コメティック)発表

3周年に追加されたSHHisと同時期に発表され、5周年をもってプレイアブルキャラとなった斑鳩ルカの、新たに結成することになるユニットが発表されました。ユニット名は"CoMETIK"(コメティック)だそうですが、2023/7/24段階ではそれ以外の情報はほとんどなく、謎に包まれています。

告知後、enza版にも何らかの形で登場することが匂わされました

ただ率直に言って、今のところ「そうですか」という感じです。
というのも、ジ・エピソード以降のルカの展開はお粗末なところが多く、気合を入れて沢山の施策を打った割にはその後話題を牽引しつづけることにも失敗しています。そういう状況でのユニット結成発表となったわけですが、地盤工事も出来ていないのに建物の外観イメージを見せられても反応に困りますよね。

こういうことを言うと「じゃあSHHisはどうなんだ」という人がたまに居ますが、あれにはちゃんと施工計画が書いてあって、土地に詳しい人が読めば分かったんです。あなたとは違うんです。

オタクの福田赳夫が正しいかどうかは、その計画をどう読み取り、実態としてはどうなったかを比較していく必要があります。楽しみですね。

話をもとに戻して、流石にイベントシナリオが実装されれば幾らか状況は変わるかもしれませんが、銀の弾丸を期待するのは難しい気もします。もっとも『線たちの12月』や『セヴン#ス』では本当に見事にお膳立てをしてみせた訳ですから、奇跡に賭けてみるのもまた一興でしょう。(注2)

……と、冷笑しぐさ100%で結ぶのはなんぼなんでもアレなので少しポジティブに状況を見つめてみると、こういうリアクションはストレイライトの発表時を思い出します。

あの時は既存の16人とは明らかに違う方向性のキャラクターの予感があったり、単純に私はいたずらに風呂敷広げられるのが嫌いということで警戒感も割とあったんです。無論その時とは全く状況が違いますが、コメティックがキャンバスの新たな1ページとやらを拓いていってくれることを祈ります。

以上!!

注1:もっとも漫画版は本編の「W.I.N.G」なるアイドルフェスの謎多く破綻した構造に正面から立ち向かった点では本編に勝る気概の持ち主です。この面では、むしろ本編の構造的な欠陥に起因する中核の曖昧さを批判する必要があります。

注2:一部では恋鐘のオッズが高いとかなんとか


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