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69年 南極昭和基地に無線通信士として千葉の福島さん

第11次南極越冬隊のメンバーとして11月25日、東京港を出発、71年3月まで昭和基地で業務に当たる千葉県船橋市の福島さん。

もちろん、はじめての南極だ。無線通信士(電電公社の社員)として働く。
家族との通信手段は電報のみ。隊員たちの家庭との通信のためにも、福島さんの役割は大きい。
子どもの頃から無線の機械を触るのが好きで、中野電波高校卒業後、昭和基地との国内唯一の窓口、銚子無線局に勤務。南極経験のある先輩から刺激を受けた。
NHK国際放送から、基地にいる隊員に向けての声のメッセージを届ける「家族の生の声」も取材してきた。

日本のアマチュア無線士ともぜひ、南極から通信したいと語る。昭和基地のコールサインは「8J1RL」。

クリスチャンになったのは北海道から上京し、英会話クラスをきっかけに。
十字架にかけられののしられるイエス様の姿は、学びが深くなるにつれてまぶたに焼き付いた。

「私のためにこんなに苦しんでくださった」と心の目は次第に開かれた。
「熱い鉄がどろどろに溶けて、そのかたまりがお腹に入り、汚れたものを焼き尽くし・・・神の潔い愛が罪を飲み尽くしました」という信仰体験をしたことがあると語る。

「困難でもやりがいのある仕事を」と今回、南極越冬隊員になった。

*クリ時旅人が毎日(日曜除く)「日刊・生放送」561回<第二部>クリスチャン新聞タイムスリップ第1回でもお伝えしました(古い放送で背景などかたづいていませんがご容赦ください)↓
https://www.youtube.com/watch?v=r3uXy6yuPPQ&t=11s

クリスチャン新聞1969年10月26日号


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