【審判目線で見るJリーグ #6】2022/3/13 第4節 サガン鳥栖 VS 浦和レッズ @駅前不動産スタジアム
みなさんこんばんは。CHR(ちひろ)と申します。
開幕からレッドカードが飛び交うJリーグですが未だに収まる気配はありませんね。
完全にたまたまなんでしょうけど、それにしてもこんなにレッドカードが出るのは珍しいですよね。
さっそくですが試合の振り返りをしていきたいと思います。
審判団紹介
R:清水 勇人
A1:堀越 雅弘
A2:松井 健太郎
4th:中野 卓
VAR :今村 義朗(PR)
AVAR:村上 孝治
試合結果
鳥栖 1-0 (0-0) 浦和
得点者:71' 垣田 裕暉(鳥栖)
YC:88' 飯野 七聖(鳥栖)
RC:なし
試合振り返り
・試合全体を通して
細かくファウルを取ることでしっかりと基準を選手に見せて、選手もそれに上手く順応していたので非常に何も書くことが無くなる平和な試合だったと思います。
38'〜43'辺りのガチャついた時間帯も毅然と対応し、ボディランゲージを用いて対応していました。
・前半
1'
鳥栖11番宮代選手→浦和28番ショルツ選手
ホールディング
ここが最初のファウルを取った場面です。
開始早々でしたがしっかりとファウルを取り基準をしっかり示していて良いですね。
31'
鳥栖37番小泉選手→浦和8番小泉選手
タックル
ボールに向かってチャレンジはしていましたが、後ろからのあのタックルは相手競技者への注意と配慮が欠けていたので不用意なタックルとなる為ファウルの判定で良いと思います。
36'
鳥栖37番小泉選手
ハンド?
江坂選手の蹴ったボールが小泉選手の広げた右肘辺りに当たった。
審判団はノーファウルの判定。
これは恐らく審判員の中でも判定が分かれる事象だと思いますが、私はハンドの判定が正しかったかなと思います。
小泉選手の腕の位置は明らかに肩より上の不自然な位置にあり、体を大きく見せていると判断しました。
その腕にボールが触れたのでハンドの反則になると思います。
・後半
60'
鳥栖37番小泉選手→浦和8番小泉選手
タックル
結構なスピードで後ろからタックルにいきましたね。
この日の清水主審の基準なら警告が出るかと思いましたが結果は選手を呼んでしっかりと注意するだけでした。
恐らくカードが出なかった理由は接触部位がもも裏と膝だったので大きな怪我には繋がりにくいからでしょうか?
これがスライディングでいっていたりしたらカードが出たと思います。
88'
鳥栖2番飯野選手→浦和19番岩尾選手
タックル
完全に遅れている状態でスピードのあるタックルが足裏で相手競技者の足首に入ってしまいました。
このプレーは相手競技者が危険にさらされるプレーとなり無謀なチャレンジに該当するため警告が妥当だと思います。
感想
警告は妥当なものでしたし、全体的に上手く試合を纏めていました。
試合が盛り上がらないと役に立たないブログですので、また次節は楽しい試合になるといいですね…
来週と札幌はまた現地にいきますので写真も交えてブログをかければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
CHR
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