【審判目線で見るJリーグ #11】2022/5/8 第12節 柏レイソル VS 浦和レッズ @三協フロンテア柏スタジアム
みなさんお久しぶりです。
レッズはACLを経てやっとこさリーグ戦再開ですね。
リーグ戦じゃないしいいや!ってことで完全にブログ書くのサボってました。
そして今節もまた書くのを忘れていてこんな遅くになってしまいました。
埼スタに早く着いて暇でしたので書いております。
とりあえずまた今節から頑張って書きますのでご覧いただければと思います。
審判団紹介
主審:松尾 一(PR)
A1:山内 宏志(国際副審) (PR)
A2:赤阪 修
4th:西尾 英朗
VAR :荒木 友輔(国際主審) (PR)
AVAR:田尻 智計
西尾さんと田尻さんは初めて見ました。
カテゴリー上がったのでしょうか?
試合結果
柏 0-0 (0-0) 浦和
警告
26' 高橋 祐治(柏)
52' 椎橋 慧也(柏)
55' 江坂 任(浦和)
59' 古賀 太陽(柏)
90+3 アンジェロッティ(柏)
試合振り返り
・試合全体を通して
ゲーム難易度としてはあまり高くなく、ある程度予想した通りの展開になったのでレフェリーチームとしてもやりやすかったのではないでしょうか。
・前半
26'
柏3番高橋選手→浦和33番江坂選手
タックル 警告(ラフプレー)
まぁよくある後ろからのタックルでの警告ですね。
松尾主審はカードの出し方がホントに綺麗です。
・後半
52'
柏6番椎橋選手→浦和33番江坂選手
タックル 警告(反スポ)
↓
55'
浦和33番江坂選手
プッチン怒りん坊パンチ(反スポ)
相手の大きなチャンスとなる攻撃をいかなる反則を犯して止める(巷ではSPAと呼ばれるやつ)というやつですね。
相当悪意のあるファウルだったので江坂選手が怒るのも無理ないとは思います。
しかしあそこで手を出してしまうのは良くないですね。
チームとしてなかなか機能していない部分のフラストレーションもあったのかもしれませんがそこまで怒るようなシーンでは無いので反省してほしいと思います。
あとは乱闘の時にだけすごいスピードでやってくる4番。お前なんやねん。
守備の時もそのスピードでやれやボケ。
松尾主審もここのファウルでそこまでフラストレーションが溜まるとは思わなかったようで少し対処が後手になっていますね。いつもなら「しょーもないジャッジしてるからだろ!」とか言ってますが、この日の松尾主審はすごく良かったです。
58'
浦和17番シャルク選手
シュート→VARチェック→オフサイド
シャルクがボールを受けた時にはA2の赤阪さんが右手に旗を持ち替えていたのでオフサイドなんだろうなとは思っていました。
中盤から出てくるパスがワンテンポ遅かった分オフサイドのタイミングになってしまったなという感じです。
シュートはとても素晴らしかったですね。
59'
柏4番古賀選手→浦和17番シャルク選手
タックル ラフプレー
結構厳しく取ったなぁって印象でした。
ゲームを締める意味を持つようなカードでしたね。
90+3'
柏29番アンジェロッティ選手→浦和15番明本選手
打つ 警告(ラフプレー)
ファウルが起きた後に何か起こるかもと察知して咄嗟に近寄った山内さん素晴らしいですね。
その後アンジェロッティが明本を持ち上げた際もすぐにやめさせるように近寄ったところの判断も素晴らしかったです。
自分もARに入った際には何が起きても良いように準備はしていますが、あそこまですることは出来ないと思います。
感想
何かとお粗末で有名な松尾主審ですが、この方は選手へのコミュニケーションの仕方やテンションが高い選手のテンションの下げ方はとても素晴らしいんですよね。
だいたい文句言われる時って選手が主審の基準に合わないか、よっぽどへっぽこなミスジャッジした時だと思います。
松尾主審はそれが少し多いかなって思うだけなんですよね。
いつだかのマリノス戦のオフサイドゴールとかオフサイドゴールとかオフサイドゴールとか…
しかしまぁ今節は素晴らしいレフェリングでした。
次回にも期待したいです。
最後までご覧頂きありがとうございました。
CHR
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