宇多田ヒカルとエヴァンゲリオン
昨日、劇場版のエヴァンゲリオンを見てきた。
(なるべくネタバレしないが勝手な考察があります)
理解しているかと言われれば自信は無いが
映像化されている作品は全部観ているので一応エヴァファンだと思う。
面白かった!っという感想がふさわしいのかわからないが
庵野氏もコロナ禍の状況を加味して作ったのかなって印象で
今までの作品より、「人間味」を強く感じた。
表題のすべてのエヴァンゲリオンにさよならはそのままの意味で
メタ要素も含みながらもこうやってファンがあーでもないこーでもないと考察するには充分すぎる内容となっていた。
その中で、今回もタイアップとなった宇多田ヒカル氏。
曲名は「One Last Kiss」
映画を見た上ではこれはミサトさんのキス(あるいは…)を指しているのかなって思う。
いちおう理由とかもあるのだがより細かい考察サイトがどうせあるだろうからネタバレ覚悟でそちらを見ていただきたい。
ちなみにこのPVは庵野氏が監督しているという。
これもどこか、今作品のオマージュというか碇ゲンドウ視点にも
思える。
これは作品とは関係無いが、相変わらず宇多田ヒカルは天才だ。
わりかし韻を踏むことは多い印象だったけど、この曲はヒップホップ感が強い。前回のアルバムでいろんなジャンルの人とフューチャリングをしたからなのかは定かではないが、フロウで踏むみたいなことをしてる。
歌詞もちゃんとエヴァンゲリオンを想定しているというか
アスカなのかな…とかユイのことなのかなって勝手な妄想が捗る。
エヴァの世界感もありながら宇多田ヒカルのセンス。
天才や!
話は戻って
エヴァンゲリオンは基本的にエディプスコンプレックスの作品で
親と子の葛藤がベースである。今回はちゃんと全体にフォーカスを当てるのでわかりやく感じたのかも知れない。
エヴァンゲリオンファンは待望というかもうそんな感情ですらない
境地に達してる方がほとんどだと思うが観て損はない作品だと思う。
相変わらずの小難しい専門用語をバンバン使ってくるし
中二病をくすぐるところも忘れていないから最高だ。
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