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無モテなりに頑張って現状を整理しよう【s2:1話】

s1:12話連載トップs2:2話

season1では何の成果も得られなかった下剋上婚活戦記。一部で好評らしいので、season2の制作が早まった。

season1はこちらからまとめ買いできる。

season2も有料マガジンにまとめる。シーズン進行中は750円での販売となるが、シーズンが終わったら500円になる。単発購入は200円なので、4話買うならマガジンがお得である。ということは最低でも5話はやるつもりである。何話もやらずにすんなりいってほしいのだけど、人生は厳しい。

season2はseason1の振り返りと、season2を進めるにあたっての仮説を立てていく。ちなみにseason1のサムネイルを管理していたPSDデータは色々あって消失してしまったので、新しく起こした。背景のいい感じの画像はDALL-E3に作ってもらったものをPhotoshopで加工している。

元画像はこんな感じ

season1はかなり色合いもダークで暗い印象があったので、season2は明るくポップにいければと思う。

season1の振り返り

season1を振り返ると、とにかく知識が足りていなかったことがあると思う。自分の好みのタイプが分からないし、コミュニケーションをどう取ればいいかも分からない。自分の戦闘力も分からないし、自分がどういう人に刺さるのかということも当然わからない。今も分からないけれど。

好みについてはまだ分からないところはあるが、なんだかんだで頭の良い人のほうが好きなのだな、と思うことは多い。しかしこれは呪いである。東大卒が当たり前のようにいる環境に慣れていると、周囲の頭の良さがインフレしてしまうのだ。べつに頭の良さは学歴とイコールではないので偏差値42の工業高校卒でも地頭の良い人はいる。というかそういう友人がいる。とはいえ頭の良い人は早めにパートナーを見つけることのメリットも理解しているので、かなり分の悪い戦いをしているなぁ、という感覚はある。

コミュニケーションについて一つだけ分かったことがあるとすれば、写真だけを頼りにコミュニケーションを取るのは非常にしんどいということだ。実際に会うと容姿にあまり頓着しないのではあるが、写真で見ると体型とか色々と気になってしまう。

マッチングアプリは有限の「いいね」の中でとにかく色々な人を見て選ぶ、というアーキテクチャであるゆえに無意識に相手を選別するモードに誘導されてしまう。これは男女ともにそうだと思う。互いが互いを不断に他の候補と常に比較しあう地獄。市場って怖い。そして規制のない市場は強者の狩り場となるわけだ。

season1の最後にフられてからそのことに気づき、写真は「変な加工をしてない」「姿が写っている」だけを基準にいいねを押していた。そういうやり方だと、それなりにいいねは返ってくる。しかし、情熱が続かなかった。写真をベースにすることで起こる評価の呪いだ。

とはいえ経過を公開していたことで社内で密かに(?)話題となり、色々な人から「無視されるのはよくある」「ドタキャンは日常茶飯事」みたいな話を聞けたのは良かった。無視やドタキャンの理由は「正直にコミュニケーションをすると逆上する奴がいるから」というのがあるらしいというのも聞いた。理屈は分かるが、一番ヤバい奴を避けるために不誠実なコミュニケーションが横行している世界って地獄すぎません? という気もする。

この「突然逆上する男」というのはピンとこない男性もいるだろう。男性→男性のコミュニケーションではほぼ起こらないことだからだ。しかし彼らは卑怯なことに「相手が弱い」と思った時にしかそういうコミュニケーションをしないのだ。だから多くの男性はそういうモンスターの真の姿に気付かない。

じゃあどうして男性の私がそういうことを知っているのかというと、それは非常にパーソナルな話になるので有料部分で語りたい。

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