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昔、流行った紅茶キノコ(コンブチャ)が、血糖値を下げる可能性があるらしい

 紅茶キノコ(以下:コンブチャ)は、健康効果が期待される発酵茶のことで、1974年に地産出版から発売された『紅茶キノコ健康法』がきっかけとなり、わが国で一大ブームを巻き起こしました。しかし、一部に健康被害が報告され、やがてブームは下火になりました。
 ところが近年の研究により、このコンブチャが糖尿病患者の血糖値を下げる可能性が浮上してきました。
 最近の小規模な試験では、糖尿病の大人12人が4週間コンブチャを摂取したところ、その血糖値が明らかに下がったことが確認されたそうです。
 その一方、偽薬を摂取したグループでは、同様の効果は見られませんでした。ただし、参加者の数が12人と少なかったため、さらなる研究が必要とされそうです。

まとめ)
・コンブチャは健康効果が期待される発酵茶である。
・小規模な試験では、コンブチャが糖尿病患者の血糖値を下げる効果が確認された。
・一方、偽薬を摂取したグループでは効果は認められなかった。
参加者数が12人と少ないため、さらなる大規模な研究が必要。

https://pmc.carenet.com/?pmid=37588049


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