「継承」と超克 -乃木坂46 10th YEAR BIRTHDAY LIVE 2日目感想-

はじめに

 本稿は、5月14日・15日に開催された乃木坂46の10周年バースデーライブ(以下バスラ)において、筆者が参加した2日目について感想や考えたことなどを書き連ねたものになります。乃木坂46のライブ自体は個人的に5thバスラ以来の参加なので、乃木坂ライブの現場感覚を思い出しつつも現在の乃木坂46の姿を目撃すべく参戦していました。ちなみに当初は現地で観る予定はなく配信で2日目だけ観ようかな(『絶望の一秒前』のオタクなので)という感じだったのですが、チケットエクスチェンジで運試し的に叩いてみたら買えた、しかもアリーナだったので「これはちゃんと予習して仕上げねば」と「のぎ動画」にも加入し久保チャンネルを#1から観たりしていました。

 ライブを経た今は色んな感情が渦巻いているのでこうして文字にしています。ただ総じて思ったことは「乃木坂46は強い」ということでした。以下、色々書いていきます。それではどうぞ。

※余談ですが日産スタジアム自体は2013年にももクロで行ったことがあります

前提:乃木坂46へのまなざし

 以前書いた5期生と『絶望の一秒前』について書いたnote(以下)にも書きましたが、私は橋本奈々未さんが好きで、現場としては5thバスラ以降は先の4月27日までありませんでした。(29thSGアンダラは配信で観ました)

 なので楽曲でいうと『サヨナラの意味』までですねちょうど。奈々未さんの去り方があまりに鮮やかでその後はほんとに工事中すら観てないみたいな。そこから乃木坂に戻り始めたのは「ノギザカスキッツ」を見て4期生とさらばの相乗効果が刺さったが故でした。いまは金川紗耶さんを橋本奈々未さん以来の推しメンとしてオタクをやらせていただいてます。4期×さらばの組み合わせがホント好きだし「乃木坂どこへ」の無軌道な自由さ含めもう愛している番組なので5期生で「乃木坂どこへ」やってくれ。

 上記のような流れで乃木坂を再びゆるく追うようになってからは欠かさず毎週工事中も観ていたので、メンバー全員の顔と名前及びどんな子くらいの情報は基本的に入っている状態でした。そこに5期生です。『絶望の一秒前』に完全にノックアウトさせられたオタクなので、いままで禁じていた(?)坂道アカウントを開設するくらいにはいま熱量が高いです。そういった温度感や目線であることを踏まえると、がっつりと身体に染み付いているのは1日目だったかと思うんですが(2011〜2016)、それでもやはり未来を見たいということで2日目(2017〜2022)に賭けていました。誰が好きなのかとかは下記にツイートを貼っておくので参考にしていただければと。そして以下はライブ当日〜考えたことなどを記載していきます。

ライブ開始まで

・物販
2日目に物販で疲弊してしまいライブを楽しめなくなるのが嫌だったので、1日目に物販だけ買いに日産に行ってました。雰囲気とか予習を兼ねつつ。結果としては13時位に並んで買えたのが16時位だったかな、そこそこ蒸し暑い中屋外に並ばされるの、ELLEGARDENのZOZOマリン公演を思い出した。
WEBで注文→時間指定受け取りとかやれただろ、だとか現金のみじゃなくてカードも使えるようにしてほしかった、とか5期生グッズの在庫少なすぎでは?とか思うことはありまくりだったんですけど、最初からこういうグッズ周りにも期待できないのが乃木坂だったなと思い出したりしていました。そういうとこだぞ。

・祝花とかモバイルブースとか
1日目は入らないので開演直前の時間帯のガラガラなブースでこちらも色々見ました。著名人からの祝花ではバナナマンからのものがいちばんスタジアムに近い側に配置されていたし、あとは「東京パソコンクラブ」とか乃木談のベルクさんとかの写真も撮っていました。いつもありがとうございます。
オタクからの祝花ゾーンはそれぞれの個性が爆発していて普通に見応えがあったんですけど(「鈴木絢音はいつも正しい」のやつとか)、中西アルノさんの高知にいらっしゃるご祖父母からの祝花が個人的にグッと来たんだよな、、愛がそこにあった。

愛。

あとは歴史年表が書かれたり全メンバーの等身大写真が貼られた⊿の構造体(2日目で活用されるやつ)もザッと見てましたけど、なんというかこうメンバーのサイズ感を感じられるのってやっぱりライブとか対面のイベントであって、こういうのに対峙すると改めてみんな等身とかスタイルとかの異次元さを実感しますし、あの存在感を発しているのがこんなに華奢な子なのか、、、と新鮮に驚いたりなどしていました。五百城ちゃんとか等身エグい。こういったモバイルブース含めた「お祭り」感は個人的に結構楽しめたので良かったです。

・10周年アートワークの話

https://twitter.com/nogizaka46/status/1524709003078811649?s=20&t=0uyXJKODDk-VSAXYTTX-GQ より

こうして「歴史」を提示されるものに弱い。構図が神殿の作り。1期は4人だし2期は2人だし、というのも世代の移り変わりを感じますが、名実ともにいまの乃木坂が3期生を核として構成されているのが見て取れます。そして松尾の4期生制服(「新」ではない方の)ね、、、。最奥の5期生は名前順の並びもありますけど最年少の小川彩さんが中央に位置しているのも乃木坂の「未来」を象徴している気がして運命的な配置だなあと思います。5期生のあ行の多さ凄い。
あと日産スタジアムという文脈を踏まえると、サッカークラブにおける新年度コンセプトアートだとか新ユニフォーム紹介アートワーク的な意味合いも感じるところがありました。

衣装じゃなくて「制服」なのが良いんですよね。その世代の象徴なので。
あとはほんとに細かいんですけど冨里ちゃんが心臓を捧げるのではなく胸の真ん中に手を置いているのがめちゃめちゃ冨里ちゃんで好きすぎる。手の置き方としては実は岡本さんも比較的それに近いけど。

ライブ本編の感想

セットリストはSpotifyの公式プレイリストを参照。
以下は箇条書きで記していきます。まとまった考えは次の章で。

・1曲目前にそれぞれの期のメンバーが順番に登場しながら前口上を述べていたかな。5期生では井上和さんが堂々たる振る舞いで話されていた記憶。あの子の舞台度胸マジでえげつない。
・インフルエンサーの金川紗耶さんは「違い」を見せつけてた。当時の中田花奈さんくらい凄みがあった。ダンスのレベルがちょっと別格。
・逃げ水のブレイク(というかピアノ→サビに行くときの静寂パート)で拍手するオタクは何をやらせてもダメ
・いつできは離れてた時期の曲だったので正直あんまり聴いてこなかったんだけどシンプルいい曲ね
・スカイダイビング楽しすぎ。夏入りかけくらいの今の気候にぴったり。
・スカイダイビングあたりで最初に外周通路使ってたと思うんだけど、おれの左隣にいた男子2人組が「永遠スケブ頭上掲げマン」だったので視界がスケブの裏地ばかりだったよ!!!!ありがとうな!!!!!!(この先も通路は全部これ)
・三番目の風のイントロは清竜人25の『Mr.PLAY BOY…♡』のビートを思い出した。期別曲っていいよね。

・久保史緒里の『日常』でこの日最初に泣いた。久保ちゃんは乃木坂にいながら乃木坂の語り部をやっている、また先日配信中にアップされた電視台のピアノチャレンジだったりと「背負う」人だと思っているので、この『日常』を演るという決断も覚悟を感じたし、表情・ダンス・歌声・表現トータルとしてこの曲を久保史緒里のものとして「再解釈」していたのでめちゃくちゃ心揺らされた。もともと3期生だと久保ちゃんが好きなんですけど(「夜は短し歩けよ乙女」の舞台は2回観た)、ここでより一層彼女を見ていきたいと思った。
・誰そば→空扉まではあんまり明るくない時期だったので双眼鏡でいろんなメンバー見てた
・帰り道での西野七瀬カムバックでこの日2回目の落涙。ひとまわりもふたまわりも芸能界で過ごしてこの日限りのステージに戻ってきた彼女はアイドルの時のそれとは存在感がやっぱり変わっていて、強かで凛としていて美しかった。曲自体もかなり好きなので、演出上のOGの扱いとか色々言いたいことはあるけれども、それでもこの場で「メンバーたちが」OGたちにまた会えたことそのものは祝福だなと思った。
・帰り道の歌詞のWindows 2000スクリーンセーバーもしくはWordのワードアートみたいなエフェクト作ったやつとGo出したやつはすぐクビにしてくれ
・ありがちな恋愛、見落としていた良曲なので聴き込みます。良かった。
・夜明けまでの遠藤さくらを見れただけでも価値があった。あの子の表現力、ダンススキルとかも歌とかももちろん一定以上のスキルはあると思うんだけど、存在感でセンターをやれてしまう人だと思う。真ん中にいる「説得力」がある。
・Sing Out!は本当に嬉しかった。スタジアムの大きさによる拍手のディレイですら味方につけてたというか。SOは祝福。
・4番目の光は「ヒカリ太刀魚」がどうしても頭から離れないのは置いておいても、4期生というチームが好きなので観られてよかった。
・Brand new dayはANNを思い出す。久保ちゃんはじめ3期生の表情の柔らかさが印象的だった
・I see…は化け物曲。ファンクでポップな次世代ダンスナンバー。かっきー!!!!!!!!そして金川さんが爆イケだった。双眼鏡で推しを見たいんだけどこの曲は踊らざるを得ない。さながら嵐の『Happiness』。
・しあわせの保護色終盤から扉が開き白石麻衣の召喚。ラスボスみたいな風格で笑っちゃうくらい強かった。美しすぎるでしょあの人。
・からの「オリジン」がセンターとして演られる『シンクロニシティ』。ここ数ヶ月で大好きになった曲なので、白石さんセンターで見られたのは幸せだった。痛みを分け合う「やさしさ」がそこにはあった。
・隣人は厳かだった。
・Routeは何度聴いてもダサい。ただ音は良い。
・僕僕はかなり好きなんですよね実は。この歌詞を山下美月さんがセンターとして歌っていることの意味。康の「僕」っぽさプンプン。
・Fingers crossedはMVはともかく格好良くてサイコー。というか27thが強すぎません??????『大人たちには指示されない』も『猫舌カモミールティー』も『錆びたコンパス』も全部やれ!!!!!!!!!!!
・乃木坂のHappinessを担う「祝福」ことかっきー。これの映像演出は結構良い方ではあったと思うのになあ。音の面ではRoute以降に顕著だとは思うんだけど「曲単体で成立する」サウンドスケープになっている感覚はある。この2年間の影響はこんなところにも出るんやなあと。個人的には爆踊りできるので(ビートが良いので)大好きな路線。
・Tight Hugはミッドサマーと言われているけれど、まさに乃木坂の「閉じた」面を最大限に表現している気がする。奇しくも松尾がブログで「乃木坂という国」と表現したように。

いくちゃんがカムバックしたけれど、個人的にいくちゃんの歌声前後で間違いなく乃木坂の楽曲面は変わったと思うので、今一度召喚し「葬送の儀」として扉を閉じるような使い方だったんじゃないかなあと思っている。続く29thパートが5期生楽曲の『絶望の一秒前』で始まることも象徴的。
・夜空、日産スタジアムに響き渡る『絶望の一秒前』。ウーハーの低音だったりキックだったり、サウンド面でのさらなる進化が見られた29thにおいてもこの曲が5期生11人で鳴らされる意味は大きいかったなと思ってます。こんな音が鳴ってたら踊っちゃうでしょう????という。あとね、ダンスが可愛いんですよね。詳しくは別noteに書いたのでここではあまり掘り下げませんが、Tight Hug→絶望の一秒前の流れは死→再生、または卒業→誕生のイニシエーションだったと理解しています。
・『絶望の一秒前』のVJだけめちゃくちゃスタイリッシュじゃなかったですかね、担当ここだけ変わってる??レベルでマッチしてた。コムローイ祭り的な。

・本当に『絶望の一秒前』が良くて、個人的なテンション感としてはコーチェラで2NE1がカムバックした時レベルの興奮を覚えました。ブチ上がり。

・あとどうしても貼っておきたいんですけど、『絶望の一秒前』はBELLRING少女ハートの『asthma』なので一回観てください。11:15〜

・『届かなくたって…』。でんちゃんの座長ぶりも記憶に新しい29thSGアンダラを思い出します。これもまたね、、でんちゃんもだし金川さんもだし、弓木がすごかった。松尾も!!!!頼むもう一回29thアンダラ見せてくれもしくはのぎ動画にはやく!!
・中西アルノ is back. 完全体Actually…なんだけど出音から凶悪で最高。VJは残像演出みたいな感じで微妙だったけど。アルノさんの声は武器だなあと思うほんとに。 Actually…終わりに煙幕張って奥に消えてったの格好良すぎる。
・VTR「乃木坂46は44人いる」からの選抜メンバー『制服のマネキン』。え?全員じゃないんすか??とは思ったものの、遠藤さくらセンター。前日にオリジンにして象徴の生駒里奈が「正史」を提示していることもあり、さくちゃんの手が震えていたりするのも見て取れたけど、「再解釈」という意味では十分にさくちゃんの『制服のマネキン』が演られていたように思う。比較はしてしまうものだけど、Actually…で〆られた後からのパートはnew orderだと思っています。
・セカラバは超格好いいので好き
・他人のそら似、歌詞がストーカーチックな描写だったりもするんだけど、曲としてはTHE乃木坂という印象。10周年楽曲なのも正直ピンとは来ていない。
・おいシャン、夏Free、乃木坂ライブに来た実感が湧く曲たち。
・あやめちゃんの太陽ノックは非常に好き。夏曲似合うじゃんね!!!!!!!
・裸足でSummerは「戻らないあの頃」が詰まってて泣いてしまうんよ
・きっかけ、サヨナラの意味、君の名は希望は「乃木坂」をぶつけてきた。もう動けない。
・アンコール後の東西チーム分け+松村・高山のサプライズ追加で観客のボルテージは最高潮だった。思うことはありまくりなんだけど、お祭りとしてメンバーが楽しいと感じていたならばある側面では良かったんじゃないかなあ的な。
・ガルル→ロマスタ→乃木坂の詩。今何年??????

ライブを終えて考えたこと

演出

・ステージ構成
ステージ構成に関しては、日産スタジアムという会場の関係上ピッチ内にステージを作れない制約からああなったのは仕方ないにしても、もう少しメイン・花道・櫓・バックのステージで演る「必然性」を持たせてほしかったなと。ドーナツリフターおよびぐるぐるまわる円形ステージは主に期別曲とかSOで使用していた記憶ですが、SOをそっちでやるか〜とも思ったりも。座席的には2階席櫓前が一番オイシイよね。メインステージはモニターをガンガン用意して使ってたけど、コーチェラばりに全力で巨大なモニター用意しても良かった感があります。よっぽど近くじゃない限りメンバーを肉眼で見る時間よりもモニター観てる時間の方が長いのだから、その辺りをもう少し改善してもらいたい。

・映像演出
ダサすぎて曲が死んでる瞬間があった。帰り道とか。まだ変な工夫を入れられるくらいなら単純な純正フォントで歌詞だけ出していればいいのに、映像演出が楽曲の良さを損なう可能性について製作者は理解していてほしい。現場でめちゃくちゃゲンナリしました。絶望の一秒前は良かった。君叱も。

・セットリスト
今回は2日間、しかも2011〜2016と2017〜2022という立て付けで分けているので必然的に披露できる曲は限られてくるんですが、それにしてもアンダー楽曲やアンダーメンバーの出演回数としてはもっとなんかこうできなかったんかという思いは残っています。1日目は伊藤万理華を召喚したことで説明(?)はできていたと思うのですがまだ、表題曲ゾーンはまだわかるにしても後半ブロックというかね。あとは、1日目もそうでしたけど2011〜2016みたいな表題パートが終わるとライブ後半では定番曲+29thの構成になっており、「2011〜2016とは???」と思ったのも事実でした。錆びたコンパスは?????????

OGのカムバック

 「いまの」乃木坂46を観たい身としてはOGの登場は、もちろん嬉しくはあるんですけど、それは一旦置いておいて今のメンバーでやりきるというのも観たかったなあとは思います。いかんせん卒業メンバーが強いので、ニュース見出しとかはそちらが大々的に放送されるだろうし。
 といいつつOGが戻ってきたのは意味があるわけで、そこを考えるとすれば、今回のカムバックは「継承」の文脈を超克し現メンバーによる楽曲群の再解釈を通して〜2022までの乃木坂46をパッケージングすると同時に、OGらを召喚することによるある種「亡霊」の見送りでもあったのかなあと思います。それがいちばん顕著だったのがTight Hug→絶望の一秒前だったという理解です。基本的にはOG召喚は、ましてや乃木坂であるがゆえに劇薬的な演出だと思うんですけど、ライブとしての演出それ以上にメンバーとの間でもたらされる影響が大きかったのではないかなと思われました。とくに4期生以降には加入時に既にいなかった生駒ちゃんとか、タイミングによっては実現しなかった西野さんとの共演だとか。かっきーが「夢みたい」と評していたように。演出としてOGパートがピークの盛り上がりになっていたのは分からなくもないけどなんか悔しかった部分もあります。悲喜こもごも。

コールとか

 コール等は禁止だが「思わず出てしまう歓声は必ずしも禁止事項には当たらない」、が今回の日産で公式がアナウンスしたルールだったと認識しています。まあ結果的になあなあになりめちゃくちゃ声出してる人間がいたわけですが、、、。
 楽曲の性質上特に2011〜2016曲についてはコールが入る余白というか、曲単体での強度はそこまで高くなかったので、ライブにおけるナンバーとしてはガルル然りロマスタ然りそうした声援を前提にしている楽曲の作りだと思うんですが、明確にI see…など以降はコールを必要としていないくらいに楽曲そのものの強度があったのが事実だとは思います。そんな中での今回の現状だったので、なんか特にアンコール以降はぶち上がってるんだけど虚無になっちゃったな、、、「超絶かわいい」とか言うくらいならもっと頭使って愛を叫びなさいよというかね。べつにコールそのものが嫌というわけでは全然ないんですけどこの状況でのあの感じは(察し)になってしまった部分は否めずでした。

10th以降の道程

 こうしてOGの召喚含めて文字通りメモリアルな時間を各時期の楽曲の披露でもって体現してきた10thバスラでしたけれども、キャプテンの秋元真夏さん、副キャプテンの梅澤美波さんを始めとするメンバーたちからそれぞれ「11年目」あるいはそれ以降の乃木坂という像と未来を明確に携えていたのが頼もしかったです。1つのアイドルグループが10年間続くって中々ないことだし、ましてや1期生・2期生が少なくなってきたいま明確に変革の時であるのは間違いないので、その歴史の転換点を目撃できていることは個人的にとてもありがたいことだしモチベーションの一つになっています。
 10周年の「乃木坂」というものを日産の地に刻めたことは確実に意義があったし、そこから広がる未来に対しては希望しかないので、わたしはそれを信じてこれからも乃木坂46を見つめていきたいと思います。そんな日産の10thバスラでした。

おわりに

 久々の乃木坂ライブ、色んな感情が巻き起こったし楽しさも悔しさも怒りもあったけど、それらは乃木坂というものに向き合っている証左でもあるので、個人的には参加できて本当に良かったと思います。演出はマジで頑張って欲しいけどな!!!!!!!
 そして冒頭にも書いたように私は橋本奈々未さん卒業以来に乃木坂に向き合っているので、空白期間はのぎ動画だったりで回収しながらも現在進行系の乃木坂の姿を追っていきたいと思っています。金川さん!!!!!そして別個noteにも書いたように「5期生」という存在、世代全体をとっても興味深く捉えているので、ワクワクしながらこの先もなんだかんだ過ごせそうです。乃木坂46にとって2022年が新たな挑戦の第一歩になりますように。

余談

・5/22にてれさぱんのミーグリに行ってきましたけどあの子ホント沼ですかわいい。テレついていました(?)
・6/5にようやっと初めて金川さんとミーグリします。楽しみすぎる。ブログとかメッセとか積極的だし頑張っている子は応援したくなるわね
・日産では44人とは行かなくともパフォーマンスメンバーそれぞれに対するフォーカスカメラとか欲しいなと思った。視界に入っていないだけでえげつない動きしてる子とか、やっぱり1回では拾えないし配信では画角に限界があるので。
・坂道合同オーディション組の合同編成ライブとかやりません?????シャッフルとかマジで楽しそう。増本の日向坂とか。
・時々地下との接続を始めますけどわたしの中では一本の線なので。
・改めて44人いれば44通りの主人公がいて、その子達につくオタクにはそれぞれの傾向だとか癖だとかが色濃く現れるんだなあと。
・スケブ永遠掲げマン、レスほぼ貰えてなかったの良かった
・『錆びたコンパス』をセトリに入れなかった演出家は何考えてんの?
・全ツ北海道嬉しすぎるでしょ
・五百城ちゃんと冨里ちゃんは「光」
・黒見ちゃんマジで最近どんどん美人になってきてません????

・『暗闇から手を伸ばせ』は小沢健二でしたっけ。
・29thSGアンダラ本当に最高だった
・おれは錆びたコンパスがWアンコールで来ると信じていまも魂は日産で拍手している

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