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心がざわつく日に大丈夫になりたい

2024年の幕開け

 あけましておめでとう!2024年がついにやってきたね。
 私にとって2023年は修羅場だったから、占い的に良い1年になると聞いていた2024年が待ち遠しかったけれど連日のニュースを見ながら「これは約束と違うじゃん」となっている。
 安全圏からの言葉が意味を持たないことは分かっているが、1日でも早く辛く苦しい状況が好い方向に落ち着かれることを願っている。

スター状態だと思っていた正月三が日

 せわしない12月を駆け抜けながら、年末年始にしたいことをリストアップしていた。でも、実際に始まると固い意志はゆったりとした時間の流れに懐柔され、気づいたらただひらすら過去のM-1を見返すだけの日々を過ごしていた。

 そんな私のゆったり正月三が日が崩れる出来事があった。それはかつての同級生の現状に関する知らせだった。彼女は今テレビマンになるという夢を叶えて順風満帆な労働人生を歩んでいるらしい。なんだか胸がざわついた。
 
 私は別にテレビマンになりたいとは思っていないし、彼女との間に複雑な過去があるわけでもない。だから、別にこの吉報に刺激を受ける必要はないはずだ。それでも心がネガティブな感情でいっぱいになるのは、自分の現状に満足できていないからだろう。メンタルが安定しているときは「自分は自分、他人は他人」と分かっているのに、こういうときにはうまく理解できない。
 
 このnoteでは今回私が試してみた心を落ち着かせる方法を5つ星による評価でレビューしてみようと思う。「これ良さそうじゃん」と思ったら、ぜひトライしてみて!

①他者を通して感情を整理する ★☆☆☆☆

 1つ目は「今の感情を他者に話すことを通して感情を整理する」である。5つ星評価は星1つ(★☆☆☆☆)。
 
 この方法の有効性は人選にだいぶ左右される。今回祖母に話してみたが、性格も価値観も違うため、新たな苛立ちの種が生まれただけで効果はなかった。ただ頷き共感し要約してくれるようなプロの聞き手がそばにいるのであればおすすめするが、そうでない限り自分でも理解できていない感情を他者を通して解決しようとするのはやめた方がよさそうだ。

②身体を動かす ★★★☆☆

 2つ目は「身体を動かす」である。評価は星3つ(★★★☆☆)。
 
 今回私はジムに行き、歩く走るを繰り返すインターバルトレーニングを行った。通常よりもきつめに設定したスピードについていくのに必死でネガティブな思考のループを断ち切ることができた。でも、ウォーキングパートになると、少しできた余裕に厄介な考えが入り込んできた。一時的であるがマイナスな感情を忘れることはできるため、自身のキャパを超えた運動はやってみる価値があるように思う。

③入浴する ★★☆☆☆

 3つ目は「入浴剤する」である。評価は星2つ(★★☆☆☆)。
 
 入浴は疲れた身体を癒すためやリラックスした時間を過ごすにはピッタリだけれども、今回のようなケースにはあっていないように感じた。トレッドミルのウォーキングパートがダメだったように湯船に浸かっている時間はお湯の温かみも相まって思考回路がショート寸前だった。
 ②と③で分かったが、心がざわつくときはネガティブな思考が入り込める隙を与えてはならない。

④短歌を読む ★★★★☆

 4つ目は「短歌を読む」。評価は星4つ(★★★★☆)。
 
 モヤついているときはどんなに好きな作品でも頭に入らず垂れ流してしまう。今回、文字数が少ないという理由で短歌を選択してみた。読んだのは木下龍也さんの『あなたのための短歌集』。冒頭から今の私に寄り添ってくれる短歌があった。お題は「自分を否定することをやめて、一歩ずつ進んでいくための短歌」。

きつく巻くゆびを離せばゆっくりときみを奏でてゆくオルゴール

木下龍也『あなたのための短歌集』より

 短歌は心に立ったさざ波を落ち着かせてくれる力がある。特にこの短歌集は「あなたのための」とあるように、読む人の状況に不思議とぴったりと合う短歌が収録されている。犬を亡くした友人はこの短歌集の「愛された犬は来世で風となりあなたの日々を何度も撫でる」にとても癒されたらしい。今回試した方法の中で1番効果があったのは短歌を読むことだった。

コンテンツ紹介:ランジャタイ 漫才「くそったれ人生にさよならぽんぽん」

 今回紹介するコンテンツはランジャタイの漫才「くそったれ人生にさよならぽんぽん」。
 前評判なしにまず見てみてほしい。4分間の漫才は、くそったれ人生におさらばしたくなる時にあなたを笑顔にしてくれる特効薬となる。

 今日もここまで読んでくれてありがとう。
あなただけの大丈夫になれる方法が見つかり、それらがお守りとなりあなたたちを支えてくれることを祈る。
またね!

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