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2024年 感想

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2024年に触れた創作(アニメ・映画・小説)の感想をまとめてます。
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#読書感想文

読書感想文「人と思想 ルソー」中里良二

あらすじ 国家と個人の関係においてどのような状態が健全であるが記した「社会契約説」と子ど…

2

読書感想文「グレート・ギャッツビー」フィッツジェラルド

あらすじ 毎晩盛大なパーティーをしているギャッツビー 彼の目的はかつての恋人を取り戻すた…

読書感想文「クマのプーさん」A.A.ミルン

あらすじ プーのゆるやかでドキドキの日常 かわいいキャラクターに癒される。 かわいいキャ…

読書感想文「ジョン・ロックー神と人間の間」加藤節

概要 自由で平等な市民社会の原理を探究し、民主主義の基礎を築いたジョン・ロック。 啓蒙の…

天明福太郎
1か月前
7

読書感想文 「ベロニカは死ぬことにした」パウロ・コエーリョ

あらすじ ※ネタバレ注意 ベロニカは死ぬことにした 借金とか病気とかそういうものとは違う…

天明福太郎
1か月前
3

読書感想文 「夏への扉」ロバート・A・ハインライン

あらすじ ※ネタバレ注意 ダンは親友からも婚約者からも裏切られて、職も金も全てを失う。 …

天明福太郎
1か月前
4

読書感想文『トマス・アクィナス 理性と神秘』 山本芳久

本書を読んで勝手に考えていた事 勝手な思い込みではあるが神学と他の学問との親和性があると思ったことはこれまでなかった。 絶対的な創造主がすべてを決めているというのは新しい発見と相反するものであると思っていたからだ。 ぱっと思いつくものだと「天動説と地動説」や「進化論」といったものはキリスト教的な考えと相反している科学と敵対していたイメージがあった。 しかし、そんなイメージは本書によって多少変わったような気がする。 新しい発見をした際、それが事実であるなら受け入れるべきだろ

読書感想文『ムーミン谷の彗星』ヤンソン 下村隆一訳

あらすじ ムーミン一家に家が半分壊されたというジャコウネズミがやってきた。 事情を知った…

天明福太郎
2か月前
6

読書感想文『怪奇小説集』遠藤周作

※ネタバレ注意 概要 遠藤周作による15遍の短編集。 突拍子のないものではなくすべてがあ…

天明福太郎
3か月前
3

読書感想文『小公女』フランシス・ホジソン・バーネット

※ネタバレ注意 あらすじ 父の元を離れてひとり寄宿学校に通う事になったセーラ。 聡明な彼…

天明福太郎
3か月前
5

読書感想文『プラトンの哲学』藤沢令夫

概要 西洋哲学の祖と言われるプラトン。 彼は師匠プラトンの「無知の知」を後世に残し、イデ…

天明福太郎
4か月前
3

読書感想文『神曲 天国篇』ダンテ・アリギエーリ」

ネタバレ注意 あらすじ ダンテはベアトリーチェに天国を案内される。 そこで神に対する疑問…

天明福太郎
4か月前
2

読書感想文『神曲 煉獄篇』ダンテ・アリギエーリ」

ネタバレ注意 あらすじ ウェルギリウスの案内で地獄から煉獄に辿り説いたダンテ。 煉獄は山…

天明福太郎
4か月前
1

読書感想文『神曲 地獄篇』ダンテ・アリギエーリ」

ネタバレ注意 あらすじ 気が付くとダンテは森を彷徨っていた。 そして、猛獣に追われているところを師匠であるヴィルジリオが現れダンテを救う。 ヴィルジリオはダンテに地獄を通り、煉獄を抜けてる方法を授けるという。 そして天国はヴェアトリーチェの導きで行けばいいという。 ダンテは迷うも師の励ましでその度を決意する。 地獄にはダンテの政敵などが多くいる。 皆、死にたくても死ねないのだ。 師匠の案内でダンテは地獄を抜けていく。 ダンテの絶対的な自信 まず本書を読んだときに感じた