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カメラノート6月第一弾 6 写真集の作り方ウィーンモノクロームセブンティーズ

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グラフィックの本場のスイスのポスターなどに比べると、ウィーンというか、オーストリアのポスターは、グラフィックデザインからすると、かなり遅れているというのが、いつも私が考えていることだ。ウィーンのポスターが田舎っぽいのは、このように巨大なポスターを展示することがパワーであると言う風な誤解があると言う点にある。日本から来た旅行者でウィーンに到着して1番びっくりするのは、巨大な女性の下着の広告がそこら中にあるので、目がクラクラしてまっすぐに歩けないと言うことであった。その下着メーカーの社長さんというのが私が滞在していた。1980年代に身代金目的で誘拐されたのである。これはローカルでは結構なビックニュースになった。

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