昭和11年11月。ライカは一体いくらしたのか?シュミット商会のカタログを見る🐥6/4🐥
1936年11月に発行されたライカの定価表である。これは実は日本で印刷したのではなくてドイツで印刷したのである。印刷した年と1万5000印刷したと言うこともわかる。ライカの3型のエルマーレンズ付きが580円。同じモデルでズマールの明るいF2のレンズのついたのが790円だ。210円も高いのである。林文子の当時の小説を読むとタイピストの給料が月に40円とある。だから給料10ヵ月と言うことでこれはかなり高価であった。
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