幸せはいつも手のひらの中に。
久しぶりに読書感想文を書いてみよう。
選んだ本は「私はアメで明日は晴れで」
今年の5月に発売された新書だ。
私の大好きなYouTuber, ポッドキャスター 志喜屋成海さんの作品。
この本は17歳からアメリカで高校留学、短期大学、アメリカ企業でのインターン、四年生大学編入、大学院を経験した成海さんのストーリーが赤裸々に書かれているものだ。
きっと多くの人がイメージするキラキラな留学生活とは異なり、言葉の壁やホストファザーの暴力などリアルな苦悩が多く書かれている。
もちろん、苦しいことばかりでなくもがいていく中でたくさんの素敵な人に出会い、たくさんの幸せを感じ、学びを得ていくお話。
私は様々な試練が重なる中でも今の自分にできることを精一杯行う成海さんの姿にすごく勇気をもらった。
この本で私が一番好きな文章は
これはなるみさんが高校留学時代、困難に立ち向かいながらも人の温かさや自分の達成感に触れることのできた瞬間の話の一文である。
余裕がない時、しんどい時は実際よりも物事を悪く受け止めてしまったり、誰かの優しさを見落としがちになってしまう。けれど、必ずどこかにあたたかな愛をくれる人はいて、暗い状況であっても私たちは皆、自分の側にささやかな光を見つけることができるのだと思う。
本全体を通し、私が感じたことは、
きっと、私たちの人生はいいことばかりだから幸せなのではなく、いいことも悪いことも含めて一生懸命になれることがあることこそが幸せなんだということ。
そして、私はいつもどんな時も私の手のひらの中の小さな幸せに気付くことのできる人でありたい。
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