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合唱の練習で使う英語

こんにちは。シンガポールで合唱の練習に参加するようになってから、約半年が経ちました。

現地の合唱団に参加するまでは、言葉が通じるか、練習の内容に付いていけるかドキドキ。その時の気持ちをnoteの記事にしたこともありました。

半年経った今はどうかというと、大きな進歩はありません。先日も練習中に、曲のどこから歌いはじめるか共通認識が持ててなかったので、指揮者が「どこから歌い始めるか、みんな、楽譜の位置を指してみて!」と言い、私が指したのは楽譜の2段目の最初、4小節目。「Emi、違うよ、ひとつ上!」とすかさず同じパートの人が教えてくれました。はい、"words 4(4番の歌詞)" と、"bar 4"(4小節目)を聞き間違ったのでした……。教えてくれてありがとう!

ただ、少しずつ語彙や表現は増えてきているので、みなさんに紹介したいと思います。

はじめて知った合唱練習の英語表現

4 bar phrase

歌うときにフレーズのまとまりを意識できるよう、丸で囲いました。

4小節で1フレーズ、という意味です。つい休符の位置や区切りがいいところで気が抜けて、フレーズの流れをブチブチと短く切って歌ってしまいますが、4小節でひとつのフレーズのまとまりなので、推進力を途中で失わないように、と指揮者から指摘がありました。

6/8拍子はsix - eight

練習中、6/8拍子の読み方を、思わずメモ。

拍子の読み方を英語で考えたことはなかったのですが、6/8拍子のことは、"six - eight"と呼んでいました。

hair pin


クレッシェンドを"hair pin"と呼ぶようです。Googleで"crescendo hairpin"とサーチすると、クレッシェンドについてのwebページが出てくるので、一般的な表現なのでしょうか。

catch E flat!

転調するときに、「ここで次のEフラットを掴んで!」と指揮者が指示していました。catchというんですね。

Rest is silence. Silence is music. Not Breath!

細かい八分休符が続くところで、ブレスをしてしまうので、合唱が遅れてしまったときの指揮者のコメント。意味は、「休符は静けさなんだ。静けさは音楽なんだ。ブレスじゃない!」というところでしょうか。日本で合唱の練習をしていたときにも、同じような指摘をもらったことがあったので、耳が痛いです。

Don't need oversing

曲の終わりのフォルテッシッシモで、無理に大声で歌う人が多かったときの指揮者の指摘です。「大声で歌いすぎる必要はない」(冷静に、きちんとコントロールをして)という意味だと受け取りました。

clashing 

不協和音を出すときに、日本語だと「思い切りぶつけて!」なんて言う気がしますが、"clashing"と言っていました。「衝突」という意味なので、他のパートと和音が衝突する感じは「まさに!」と思います。

いまだに分からない言葉

「カナディアン ミュージック」?

いまだに分からない言葉もあります。それは、「カナディアン ミュージック」。民俗音楽をモチーフにした曲を練習する際に出てきた言葉です。練習の進行を妨げるのも気が引けるし、あとで調べようと思ったら、それらしき単語は見当たりません。どんな意味で、どんな単語なんだろう。これを読んでいる方で、心当たりがあれば教えてください。

シンガポール英語 "Singlish" ならではの表現

same same, but different

こちらは番外編。合唱の練習に限った表現ではないですが、シンガポールやタイなどでよく使われている表現のようです。「ここから先は、〇小節目からとsame same, but different」なんて使い方をしていました。意味は、ほぼ同じだけど少し違う、というところでしょうか?

Can?

シンガポールでは、これで立派な一文。「できた?」「できる?」という意味です。音取り練習の際に、ピアノ無しで歌ってみた後、”Can?”(できた?)という風に使います。肯定文のときは、"Can."(できた、できる)。慣れると便利な言葉です。

いかがだったでしょうか。まだまだこれから習得する英語表現はたくさん出てきそうなので、ある程度まとまったら、またご紹介したいと思います。

おまけ

こちらの写真は、アラブストリート。前日通ったら、観光客が多く、にぎわいを取り戻していました。


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