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セトウツミのロケ地に行ったが私は高校生じゃないことに気付いた話

今日は散歩日記。

昨日「セトウツミ」という映画を観て、今日ロケ地に行った。

なかなかの暇人…そして阿呆である。

緊急事態宣言下ではあるので一応補足しておくと、勿論マスクはして、一人で行ったのでお許し願いたい。

まあ基本散歩は一人である。

急に、明日ロケ地見に行こうぜなんて言って付いてきてくれる人はわたしの身の回りにはいない。

残念だ。

さて、「セトウツミ」のロケ地は大阪・堺である。

堺駅に初めて降り立ったわたし。

まず、川が多いと率直に思った。

キャンプファイヤーなど炎の揺らめきは永遠に見ていられるとよく言うものだが

わたしは水の流れを見るのが好きだ。

海にしろ、川にしろ。

とくに、海は泳ぐものではなく見るものである。

ある夏、わたしは意気揚々と「海に行こう!」と友人に車を運転させ、東京から千葉の海水浴場を訪れた。

そこでわたしは当たり前かのように、水着で海を楽しむ家族や若者の後ろで、服を着たまま海を眺めていた。

友人は、引いていた。

「え、泳がないの」

夏の海は泳ぐものだということを失念していた。

申し訳ないことをしてしまった。

そんなこんなで、わたしは海も川も眺めるのが好きだ。

堺には大和川なる大河川も走っており、川が多い街であることがわかった。

日常的に川を眺められる街は羨ましい。

気の向くままに歩いていると、すぐに目的地が見つかった。

川沿いに続く遊歩道と階段。

あの場所だ。

興奮した。

階段に座ろうと思った。

用意周到にも、お尻の下に敷くビニール袋も持って行っていた。

座る気まんまんだった。

なのに、座れなかった。

わたしは無駄な羞恥心を持ち合わせていた…。

風が強く寒かったせいか、その場所に人はなく、時折後ろを歩行者や自転車が通るだけ。

ぼーっとするには最高の場所なのに!

アラサー女子が階段に座って川を眺める…もしかすると怪しすぎるのではないか…?

結局、立ったまま川を眺め、穴子ドッグを頬張った。そして完食した。

もう、高校生じゃなかった。

通報される前に近くの喫茶店に移動し、ホットコーヒーを啜りましたとさ。

おわり。

to be continued...

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