平野紗季子さんの「ショートケーキは背中から」を読んだ。 これほどにまで食に囚われている人に久しぶりに出会った。 というのも、私も同じ部類の人間である。 朝ごはんを食べながら昼ごはんのことを考えているし、夜ごはんを食べながら明日の朝ごはんのことを考えている。 幼少期は、食卓で、私が狙っていたおかずを家族に取られて拗ねる子どもだった。 明日のために置いておいたチョコレートを食べられて泣く子どもだった。 今日は、旦那氏のごはんを用意しなくていい日なので、嬉々として一人、
やる気アップ。 東大受験。 自分と向き合って ひたすら勉強した日々。 決して忘れない。
東京という街。 そこに自分がいるということに興奮。 ミーハーな私は、東京が好きだ。 何かにかこつけて東京に来て、放浪する。 学生時代に通ったスタバで、ジンジャーブレッドラテを飲む。そしてきのこのフィローネをかじって口の周りに粉をつけながら、懐かしさに浸りまくる そこのエクセルシオールで変な勧誘受けたなあ、と思い出した。英語サークル的な何か。 これも東京っぽかったのかもしれない。 学生時代には行かなかった場所 先日の出張の夜、一人でたいめいけんのたんぽぽオムライスを
2023年夏休み 初日から体調を崩した。 発熱、咳から始まり、鼻水、くしゃみと症状は毎日変化していく。風邪かな。 一番周囲へ迷惑をかける咳が治まったと思えば、嗅覚、味覚の異常に気付いた。 朝、身支度をして香水を振りかけると、香りがしない。不思議に思い、冷蔵庫から玉ねぎの酢漬けを取り出す。恐る恐る嗅いでみると、案の定、記憶の中にあるツンとした匂いがしない。なんだこれ。今までにない感覚。 街を歩いていても、パン屋ではパンの匂いがしないし、デパートの化粧品売り場でも独特の香りがしな
「お風呂に、入りたくないよー」 とか言ってマヂカルラブリーみたいな漫才でも始めてみたい気分だ。なんだそれ。 ただお風呂に入りたくないだけだ。 明日が来るのが怖い。 本当は自分の字で日記に残したほうがいいと思っているのだが、身体を起こすのが面倒だ。 歯ブラシをくわえたままこれを書いている。 今日は初めての麻酔で虫歯の治療をしてもらった。 麻酔、痛かった。 治療、痛かった。 麻酔のための塗る麻酔? あのバナナの芳醇な香りで私は完全に油断した。 痛いじゃん。
試験の合格発表2日前になった。 3ヶ月前に試験が終わり、ここまであっという間だった。 旅行を満足にできなかったことが悔しい。石川県、北海道、福島県に行きたかった。 (石川県) 金沢駅の大きい門を写真に撮って、21世紀美術館を見て廻り、能登の名産をたらふく食べたい。 21世紀美術館では、現代アートに「あーわかんねぇな!!」って心で叫びたい。 旬なのかはわからないけれど、のどぐろ、白えびのお寿司。回転寿司も最高って聞く。 それに、金箔がついたソフトクリーム。口に金箔
飽き性。 某映画を2回観た。 2回ともひとりで。 元々キャスト、スタッフ共に自分の中で期待値が高かった。前評判も良かった。 実際いたく感動し、本編に出てくる曲を繰り返し聴き口ずさむ程には心に残った映画。 台詞を覚えていたくて、映っているもの全部を目に焼き付けたくて、もう一度映画館で観た。 一度観たからなのか、ほぼ満員で上映中に度々話し声が聴こえたからなのか、集中できなかった。そんなに感動しなかった。 過去を振り返っても、これはDVD欲しい!と昂ぶり購入しても、結局
~なんでもかんでも十七音vol.6~ グランド・ブタペスト・ホテル(2014) アカデミー賞等受賞歴のある作品。 まず色遣いが可愛くて引き込まれる。 「アメリ」もそれがいいよね。独特の雰囲気を纏っている。純ジャパの私の完全なるヨーロッパへの憧れ。 そしてマチュー・アマルリックさんに歓喜。 日本の俳優女優はそこそこわかるが海外の俳優女優はめっきりな私も 大学の課題で「クリスマス・ストーリー」と「潜水服は蝶の夢を見る」を観てから、彼の虜に。 鼻の高さとおめめぱっち
~なんでもかんでも十七音vol.5~ 「私をくいとめて」(2021) 今年まず観たかった映画。 大九明子監督作品。 綿矢りささん小説原作で大九監督。 「勝手にふるえてろ」もそうだけど、 何より世界観が可愛い。 一つ夢ができた。 いつか、大好きな恋人と階段で東京タワーの展望台まで上ること。 吉住さんも岡野陽一さんも最高だったなぁ! 一つ気付いたことがある。 映画でたまに出てくる不快な音。 最近だと「人数の町」にも出てきた。 映画館の性能のいいスピーカーで聴く
今日は散歩日記。 昨日「セトウツミ」という映画を観て、今日ロケ地に行った。 なかなかの暇人…そして阿呆である。 緊急事態宣言下ではあるので一応補足しておくと、勿論マスクはして、一人で行ったのでお許し願いたい。 まあ基本散歩は一人である。 急に、明日ロケ地見に行こうぜなんて言って付いてきてくれる人はわたしの身の回りにはいない。 残念だ。 さて、「セトウツミ」のロケ地は大阪・堺である。 堺駅に初めて降り立ったわたし。 まず、川が多いと率直に思った。 キャンプフ
~なんでもかんでも十七音vol.5~ 「セトウツミ」(2016) 大森立嗣監督の映画。大森監督作品は「日日是好日」や「星の子」も大好きです。 池松壮亮さんと菅田将暉さんの主演です。 漫画原作で、ドラマ版もあります。そちらは高杉真宙さんと葉山奨之さんです。 今回は映画のほう。 ワードセンスと間が天才的な作品。 こんな2人組が同級生にいたら、遠くから眺めてしまう。大好き。 短いお話の全7話で構成。 わたしは5話に出てくる、瀬戸がぴょーんと跳んで「かえる?」って言
~なんでもかんでも十七音vol.4~ 「かもめ食堂」(2006) 大好きな映画になりそう。 群ようこさんの小説原作。 フィンランドで食堂を営む女性(主演小林聡美さん)の話。 この食堂で、日本人とフィンランド人が出会い、それぞれの人生が動いていく。 超熟のCM思い出しますね。 片桐はいりさん、もたいまさこさんも味があって素敵でした。 今回の十七音感想は、「世界一幸せな国」と言われるフィンランドにも、色々悩みを抱えた人がいるんだな、そりゃそうだよな、って思ったところか
~なんでもかんでも十七音vol.3~ 「ビューティー・インサイド」(2015) 韓国映画です。 一度寝て目覚めると全くの別人になってしまう人が主人公。 多重人格は外見は同じで中身が変わる。 この主人公は中身が同じで外見が変わる。 どっちのほうが辛いかなぁ。 ******** 話は戻りまして vol.2の「葬式の名人」のこと。 日本の死生観や霊の不気味さが含まれている映画について考えてみた。 基本的に、私は現実主義者だ。 なので、SFやファンタジーなどの
~なんでもかんでも十七音vol.2~ 「葬式の名人」(2019) 女優としての前田敦子さんが好きで、観たかった作品。 川端康成の「葬式の名人」や「片腕」を原案とし、川端康成が育った地、大阪・茨木が舞台。 現実とファンタジーの入り交じる映像。 これぞ、日本映画だなぁ。
~なんでもかんでも十七音vol.1~ 「魔女見習いをさがして」(2020) 記事タイトルを映画や本のレビューとして五七五の十七音で記しています。前記事参照。 https://note.com/chorus_choco66/n/n48aa0b68bf8c 第一弾は… 「魔女見習いをさがして」 公式HP↓ https://www.lookingfor-magical-doremi.com/ 「おジャ魔女どれみ」という1999年から4年間放送された東映アニメの20周
初めまして。のわーるです。 2021年が明け、俳句を始めようと思い立ちまして。 今まで何度か挑戦しなきゃとは思っていたのですが、なかなか重い腰が上がらず…。 俳句とは、上の句・中の句・下の句の五・七・五の十七音から成る韻文の一つです。季語という季節の単語も含まれている点で川柳とは異なります。 ……それは置いといて。 取り敢えず、 五七五のリズムに慣れよーう! ということで、映画と本のレビューを五七五の十七音で記してみたいと思います。 そんなことより俳句やれよっ