左派政党のCM紹介
実は私の趣味はもう一つあります。コマーシャルを眺めることです。コマーシャルは限られた時間の中で最大限に情報を伝えねばならないので、その制約におもしろさを感じます。ただ、自分がコマーシャルを作る立場には絶対なりたくないなと思います。今回は政党のコマーシャルをいくつかご紹介していきます。
イタリア共産党
イタリア共産党はあまり有名ではないかもしれませんが、かつてユーロコミュニズムの旗手としてその名をとどろかせておりました。あと余談ですが第五代書記長のベルリングェルがクソイケメンであったのは有名です。うらやましいなぁ……女性票欲しい
フランス社会党
フランスの左派政党です。昨今はどうも党勢が低迷しているそうですね。ミッテラン、オランドを輩出した名門の名が潰えるのは惜しいので、なんとか踏ん張ってほしいです。どっこい社会党!
カナダ自由党
トルドー現政権の与党です。カナダの二大政党の一つです。冷戦期には独自に共産圏との外交を進めていたそうで、そういう外交政策は現在の日本を取り巻く国際情勢を考えるうえで参考になるところもありそうだと思っています。今後勉強することを前向きに検討しています。
日本社会党
「内輪揉めばかり」「やる気がない」「馴れ合い」などなどと、とっくに泉下の党となっているのにいまだにぼろくそにけなされている政党です。それよりも今ここにある政党を叱咤激励した方がよほど建設的ではないでしょうか。それはともかく、宮澤政権を遠回しに皮肉るこのコマーシャルは好きです。
いくつか挙げてみました。どうでしょうか。
コマーシャルは関心を持ってもらうきっかけにはなりますね。個人的には、政界と市民社会とが乖離しない、上と下とがしっかりとつながっていることが民主主義の安定のためには欠かせないと考えております。そういう政治の関係を構築するためにも、コマーシャルの果たす役割を考えてほしいものです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?