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好きが止まらない15号 バスブーツ


「あれ、何だぁ?何で、あんなの持ってるの〜⁈⁈」
社宅で仲良くしていた友達家族が名古屋から福岡に遊びにきてくれた時、お風呂上りのパパさんに尋ねられました。洗面所に鎮座していたこの子達と目があったらしい…。しかも、上から目があったので、何か分からなかったご様子。(パパさん、実はそれは瞳ではないのです…(笑))

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はい、カバの顔をしたバスブーツです…。その時、すでに10年間選手。(注:『笑ゥせぇるすまん 喪黒 福造』ではありません。)

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これは、新婚早々、横浜の東急ハンズで見つけたもの。今から、23年前。この角度から見ると、カバさんだとお分かりいただけるかと~。

私見ですが、23年間持つバスブーツって、世の中、そうそうない気がするんです〜‼︎ しかも、毎日登板の現役選手。水漏れなし。深くて足首から水入りなし。可愛さあり。文句なしです。

ただ、これだけ年月を重ねると、確かに経年劣化。日々の汚れがつきます。正直、買い直そうと思ったことは何度もあるのです。その度に同じ行動。

2代目を迎える計画をたてる→どこを探しても同じように可愛くて、同じように機能的なものと出会えない→説得工作(手入れ)をしてみる→「あれ?これで復活できたんじゃね?」で現役続行決定!のスパイラル。

外側のすすけた汚れは、重曹をふりかけ、水に濡らしたメラニンスポンジでちょちょいと拭けばよみがえります。最近それをサボり、この状態。でも逆に、カバさんっぽ~い♪(←いや、そうではなく…この後、手入れします💦)

下のスポンジ部分は2度、絶体絶命のピンチにさらされています。

1度目は黒カビが突然増えた時。「もう、ダメか!?」と思ったものの、「じゃ、目隠ししちゃえばいいんじゃね?」と閃き、おもむろに黒マッキーを取り出し、縁だけ黒塗りに。目立たなくなった。よし、続行。

2度目は、その黒塗りが変なまだら模様になった時。さすがに、「もう、無理か!?」状態。ではではと、ダメ元で、その場にあったお風呂用カビキラーを浴びせる…あらま、みるみる内にスッキリ~!!見事に黒マッキーも漂白され、真っ白に。化学の威力にマジマジと感じ入りながら、はい、続行。

手入れ(多少雑であっても💦)をしてみて思うのは、これだけ長く持つのは、本体部分とスポンジ部分のつなぎ目処理が優秀だからではないかということです。水漏れがないのも、この異素材同士の結合が非常に良く、密接な関係でいてくれるから。上からシャワーで水を入れたことはあれど、下から滲みてきたことがないです。これは、バスブーツとしてはかなりの優秀さ。

この丁寧な仕上がり、どこのメーカーが作っていたのかしら~と思い、探してみるのですが、本体どこにもメーカー名がなく…。その後、東急ハンズ・ロフト・大手の雑貨店等々でチェックし、おまけにネット検索もしてるのですが、私はまだ探せず…当時1000円ほどで、クジラ型と迷った記憶があるのですが、この製品、今は作られていないのでしょうか??

バスブーツは今のご時世、確かに100円ショップでも手に入ります。また、無印やニトリでも売られています。ただ、どれも、シンプルイズベストでスタイリッシュな製品。それはそれで良いことも認めてはいるのですが、初めてのバスブーツとして、この子に出会っている私としては、どこか物足りないのです。足りるんだけど、満たされない…そんな気持ち。

そして、定位置を守るもう一つの武器はコレ↓(これは購入方法失念💦)

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なぜ、花柄型なのかは不明。ただ、この形状のおかげで、安定感が増している気がします。ホントは後にお風呂の蓋もセットできるようですが、ブーツが太っちょなので、バスブーツ専用になりました。これも多分20年以上使ってます。ここにセットすると、翌日使う頃にはカラリと乾いています。履く時に足が濡れない・気持ち悪くない、次の行動に直ぐに移れるのは大切。

バスブーツセットには、これ以上でも以下でもなく、求めている機能を充分に満たしており、私の生活では、これがベスト。これが1番。どこに転居しても、この2つは洗面所で鎮座しています。生活が変わっても、変わらず存在するものが家の中にあると、私は安心します。

今日も1日ありがとう〜。5分ほど動いて、はい、休憩。

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(おまけ) 後ろからみたところ↓

実は、しっぽと足もあるのです~!!このしっぽをみて、クジラさんではなく、カバさんに決定。このデザイン思いついた方、ホント素晴らしい!!

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