見出し画像

好きが止まらない9号  サインペン

これまでの人生、このサインペンを何本使い果たしてきたのでしょう。

『ぺんてるのサインペン』 

出会った時はフェルトペンと呼んでいた気がしますが、いつの間にかサインペンになっていました。呼び名は変わっても、中身は同じ、このペンです。

出会いは、小学校1年生の「書き方」の授業。

それから、インクがかれれば買い直し、インクがかれれば買い直し…ずっと使い続けています。人生を振り返ると、サインペンの屍が累々と積もる位。

程よい力でスルスルと文字が書ける安定感。

多少手荒く扱っても、大丈夫な安心感。

なかなかインクがかれない耐久性。

サインペンからくり出される線の太さが、また、目にやさしい。

もう、すんごい信頼感です。

学生時代ならずも、働きだしても、必ず筆箱に忍ばせています。

それが、このサインペンが「最高に字がうまく書けるペン」だからです。(あくまでも私比)

私は使う筆記用具で、全く字の出来具合が変わります。筆ペンなんて恐ろしくて恐ろしくて…出来ることなら握りたくない…。

でも、このサインペンは、気が抜いた状態で書いても、急いで書いても、手荒く書きとばしても、それなりにサマになる字に変身させてくれます。

多分、初めて使った瞬間、「これだ!」と手が記憶したのだと思います。「一目惚れ」らぬ「一度惚れ」。

ちなみに、初めての履歴書もこのペンで書いた位、信頼を寄せています。 (後日、書き直しを命じられる憂き目にはあいました…いや、それは、このペンの責任ではなく、私の世間知らずが影響しています…。)

今回の荷造りの時も、大活躍でした。ボールペンより太いので、絶対やり遂げなくてはいけないことは、このペンで裏紙にデカデカ書いておきました。すると、よく、目に入るのです。アピール力抜群!!

で、これだけお気に入りなのに、このペンのことを詳しく知らないなと思い、人生初めてこのペンについて検索をしてみました。↓

読んでビックリ!!ここまでの歴史があるなんて~。何と生誕57年!!

確かにペン先の先端付近に小さな穴が~!ここに『ぺんてるの知恵』が!?

ジョンソン大統領もNASAも愛用していたとは!まさに『逸品』~


おまけに、自分と同じように愛用されている方々の声も発見↓

私だけではなかった~!!!!

これだけ長く愛用されるには、それだけの理由があることを再確認。そして、愛用者の方々の「このサインペンをめぐる物語」が、また興味深いものでした。自分とこのペンの中に流れている時間が、それぞれに存在し、それぞれの「好き」として醸し出されています。

その中でも50番目のDancer宮聡さんがこのサインペンに送ったメッセージ

『これからもこよなく愛され続けてほしい、名品』

私も、まさにこの気持ちです。


『愛され続ける努力を重ねたからこそ、今も愛されているんだろうなぁ~』と、このサインペンを手に持ち、想うのでした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?